転職をしたことがない人を徹底的にディスって転職回数が多い人を褒めちぎってみるテスト

おはようございます、人材ビジネスアナリストのINST石野です。

知人であり(昨日一緒に飲んでた)中川さんの会社が運営する「Paraft」という働き方Webマガジンの記事をシェアしたところ、記事の内容もあってか、facebook友達でない方にもたくさんのいいね!やコメントをもらい、「あ、この辺はみなさん興味関心があるネタなんだな」ということで掘り下げてみたいと思います。

この記事

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引用元:Paraft

まずは手始めに一般論を

まあ、世間一般的に「転職回数は少ない方がいい」というのが日本人の考え方ですよね。転職しない=真面目そう、頑張ってくれそう、辛抱強そうという、日本人の美徳をくすぐりそうなキーワードが並びます。

かたや、転職回数が多い人はというと、転職する=我慢できなそう、不満ばっかり言いそう、長続きしなそう、というネガティブな印象がつきまとうのが常でしょう。

 

個人的な意見

でもですね、僕は別に転職の回数はあんまり関係ないと思うんですよね、その人が仕事できるかそうでないかとかには。

なんとなく、就職活動って結婚とかに例えられることがあるじゃないですか。そうすると転職=離婚。離婚はやっぱりネガティブなイメージなので、転職=悪みたいな。A=B、B=CだからA=C。

でも転職と離婚てそもそも違うじゃないですか。A≠Cっすよ。

転職も離婚も相手があって初めて成立するものですよね。入社してみたらとんでもない会社だった(面接の時はいいことばっかり言ってたのに)、と、結婚してみたら実はひどい旦那だった(付き合ってた時は優しかったのに)って同じですよね。離婚の時は相手のコト考慮されるのに、転職の時に辞めた会社の名前まで考慮されることは少ないと思います。だって人事の人から「転職回数2回まで」とかってオーダー上がってきますけど、注意書きに「但しワタミからの転職回数はカウントしない」とか書いてないし。

 

転職したことがない人を徹底的にディスってみる

なので、なんだか悔しいので、転職したことがない人をネガティブに徹底的にディスってみます

あくまで、ディスるとしたら「こうディスるかな」というテストですので、僕に怒りの矛先を向けないでくださいねw

 

意志決定ができない優柔不断野郎

多分転職したことがない人でも、転職を一度は考えたことがある人は多いでしょう。でもその時に「辞めてやる」と意志決定ができなかったんでしょうね。うじうじしてて優柔不断そうです。新規事業とか、新サービスについて、サイバーエージェントの藤田さんも「やると決めるよりも引き際が大事」と言っていた気がします。転職したことがない人は、ずるずる引き際が切れない優柔不断な人。

 

転職してもすぐ「前の会社のほうが良かった」と言い出して辞めそう

転職したことがないってことは、1社経験=ビジネスはその会社で起きていたことがすべてってことですよね。すっごい視野が狭そう。で、たとえ勇気を振り絞って転職できたとしても、前の会社のことを振り返って「昔のほうが良かった」とか言い出してすぐ辞めそうな気がします。イメージとしては前の彼女と長く付き合ってて、別れて別の彼女見つけたのに「元カノのほうが良かった」とか言う最低男

 

そもそも仕事できなそう

1社経験が長いと、社内政治とかにばっかり気を遣って、パフォーマンス出すことよりも出世のことばっか考えてそうです。身につくスキルもどこでも活躍できるスキルというよりも、その会社でパフォーマンス出すための特殊スキルで、他の会社に入社しても活躍できそうな気がしません。そのくせ給料は社内政治がうまかったので上がっていて、転職するときに「年収落としたくない」とか言って自分のことを過大評価してそうです。

 

野心とかがないつまんない人

男たるや世に生を受けたからには!とかいうと男女差別になりますが、ビジネスをやっている以上、上を目指したいという上昇志向は少なからずあるはず。青く見える隣の畑ではなく、もう先が見えない自分の畑を耕し続けるなんて野心とかないんですかね。10年経ってもおんなじ会社にいて新橋のガード下で愚痴って後輩に偉そうに講釈たれているのが目に浮かびます。つまんねーの。

 

逆に転職回数が多い人を褒めちぎってみる

結構ディスれるもんですねwでは、かたやいつも冷ややかに見られる転職回数が多い人を褒めちぎってみます。

意志決定力がありそうだし、知的好奇心が凄そう

転職するってなかなか踏ん切りが付かないですよね。給料が下がるかもしれないし、新しい業務になることも多いし。そんな中、キャリアが荒れるとかいう世間の声に負けず新しい一歩を踏み出せるなんて、意思決定力と知的好奇心が凄そうです。すごくポジティブな方なんでしょう。

 

ストレス耐性高そうだし、マネジメントうまそう

いろんな会社経験しているということはそれだけたくさんの会社を内部から見た経験があるということ。いろんな社長の下、上司の下で軋轢に耐え、マネジメントラインになっていればいろんな部下のマネージメントをしてきたことでしょう。すごくバランスよく清濁併せ呑めて、ストレス耐性も高そうです。部下にも「俺が昔いた前の会社なんかさ・・・」とか言うと、「あ、自分は恵まれてるんだな」と思ってもらえやすそうな気がします。

 

経験豊富でどんな会社でもある程度のパフォーマンスが出せそう

転職回数多いのに、それでも転職ができるなんて、それ相応の実力を兼ね備えているんでしょうね。行く先行く先で要職についていたりしたら、それはどんな会社でもパフォーマンスが出せるという証拠に他ならないでしょう。困ったときにすごく頼りになりそうな気がします。

 

人脈広そう

転職回数多いと、人のつながりも1社経験の人よりはたくさんあるでしょう。色んなとこに元同僚や元取引先がいるわけですから。その人脈使って仕事の幅も広がりそうです。いいデベロッパーやデザイナーをしっていたり、採用に困っている時に元同僚とかを引っ張ってきてくれるかもしれません。同じ会社で働いたことがあるって採用の時は最強のリファレンスですよね。

 

まとめ

ここまでお読みいただくと、ある程度はお気づきのかたもいらっしゃると思いますが、転職回数の多い少ないは、どうでもいいような気がしてきますね。ポジティブに捉えようと思ったら捉えられるし、ディスろうと思ったらいくらでもディスれる。

採用するときには、経営者や人事の方の好みというのもあるでしょうね。僕は全然転職回数とか気にしません。3ヶ月とかの短期での転職を繰り返していたら流石に気になりますけど、なにか事情があったりするのであればしかたがないと思いますし。

1社で長く働き続けるのもすごいスキルだと思いますよ。僕にはできませんでしたし(新卒入社の会社1年3ヶ月で辞めてますしw)。社会的な信頼性は転職回数が少ないほうが上ですよね。ローンとか組む上でも。あれだけディスっといてフォローかよと思われるかもしれませんがねw

ということで、今日はこの辺で。

それでは。

Kosuke

※追伸
お気づきになったかもしれませんが、ブログのデザインをリニューアルいたしました!デザインはシンクの東野さんにお願いいたしました。すっきり綺麗にまとめていただいてありがとうございます!