嫁と子供から学んだマネジメントについて 〜その2 子供編〜

INST石野です。

一昨日の記事に引き続き、今日は子供から学んだマネジメントについての大事なことを書きます。

嫁と子供から学んだマネジメントについて 〜その1 嫁編〜

↑記事はこちらです↑

※本当は昨日この記事はUPしようと思ったんだけど、9/5にLINEが驚愕のサービスを打ち出してきたので、急遽差し替えました。

私には顔がそっくりな子供が二人おります。5歳息子(年長)と、3歳娘(年少)です。いずれももうすぐ6,4歳になります。

「瓜二つ」と言いますが、「瓜三つ」になるとは昔の人も想像していなかったのでしょう。
※顔写真はブログというパブリックな場なので掲載しないことにします。

きっかけは週2回の幼稚園の送り迎え

下の娘が幼稚園に通い始めたのが創業後すぐの2015年4月。年少の1つ下の学年から時短(9:00-14:00)の週4で通えるんです、ウチの幼稚園は。

それとほぼ同時期に嫁がスタバでバイトをはじめまして、子供の幼稚園の迎えに間に合うようにと朝6時くらいから働くわけです。週に2回。その時から「週2回、子供を幼稚園に送ること」が僕のミッションになりました。

当日の私のタスクは以下です。

・6:30までに子供たちを起こすこと
・6:48くらいにはご飯を食べさせ始めること(zipで貝社員が終わったらTVを消してご飯スタート)
・7:30くらいまでにはご飯を食べさせ終わること
・7:50くらいまでに着替え・支度を終わらせること
・8:00には車で家を出ること
・8:20には送り届けて、8:40には家に着いて9:02の電車に乗って10:00に会社に着くこと

コレが大体のタスクとタイムスケジュールです。

最近は楽になりましたが、最初の方はマジ辛かった。世の中のお母さんマジスゴ。朝幼稚園送るだけでこんなに大変なのかよと。本当に男性の方は主婦業を1日フルでやってみることをおすすめします。「俺は外で働いてるんだ、お前は家でのんびりやりやがって!」とか口が裂けても言えなくなりますよ。

会社にも早く着かなくちゃいけなくて叱る毎日

一応出社は10時までに、と決めてある(別に守らなくても社長だし、全員リモート可だから誰にも怒られないんだけど)ので、9:02の電車にのるのはmust。そうするとまさに分刻みのスケジュールときっちりこなしていかなくてはいけないんです。

やれ、卵かけご飯が嫌だの、味噌汁が茄子で食いたくねーだの(一応ご飯は嫁が前日に用意してくれてある)騒いで食わなかったりするわけですよ。そこで自分のミッション(仕事)がうまく完遂できなそうな僕は怒るんです。

「うるせー!能書きは良いから早く飯食え!」

と。何度言ったことか。

そうすると泣きながら食うわけですよ。その次は

「めそめそ泣いてないで、早く着替えろ!トイレ行け!」

こうしてなんとか遅刻せずに車に乗れたわけです。ちなみに毎朝車で送るときに駐車場で嫁に「いってきます」を兼ねて運転席から自撮りして後部座席の2人と運転席の僕、3人が映った写真を嫁に送っています。

ですが、ここで2つ気付くわけです。

1.無事に送り出せたものの、なんだか気分が良くないこと
2.嫁に送った写真に映る子供の顔が笑ってないこと

打開策「ジェットコースタースプーン」と「ヨーイドン着替え」

子供たちの表情を見て気付いた私。「目的は達成されたがもうちょっと良い手段はないものか」

これでは、月末に未達者を追い込むだけ追い込んでキャバクラに飛び込みさせてた某求人メディアのマネージャーと変わらないじゃないかと。それで良いのかと。こんなことを続けたら子どもたちに嫌われると。

案の定、娘はお母さんがいない朝、泣き出すようになりました。ママがいなくて寂しいというよりパパには怒られるから嫌だったんでしょうね。

そこでどうすれば良いのかと嫁に聞いてしまうと自分で考えていないことになってしまうし、子どもたちも「あ、お父さんお母さんにどうすればいいか聞いたんだな」と気付いてしまうのではと考え、自分なりに

・楽しくご飯を食べられる仕組み
・すんなり着替えができる仕組み

を考えました。そこで出たのが「ジェットコースタースプーン」と「ヨーイドン着替え」です。

まず、飯を食わないで怒られるのは99%娘です。お兄ちゃんはすごく食べるの早い。また、3歳になる前などは自分で上手に食べられなかったので「口開けろ!ゴルァ!!!」などとやっていたのですが、大きく口を開いてもらう方法を考えました。

ご飯を一口分スプーンに乗せて、35歳おっさんが言うわけですよ。「ジェットコースターが発車します。ガタンガタン。」そうしてスプーンを少しずつ持ち上げていくわけです、高いところに。もうこの時点で娘ニコニコ。で、頂点に達したら「ピュー!」と一直線急降下で娘の口を目指します。

「ぱくっ!」

大きな口を開けて笑顔でご飯が食べられるではありませんか!そして余程楽しかったのか、「もっかいやって!」とせがみます。そのためにはちゃんと噛んで飲み込んでからじゃないといけないよ、というと、一生懸命噛んで食べるわけです。

そして「ガタンガタン→ピュー→ぱくっ!→もぐもぐ→ごくん」の繰り返し。

朝食の時間が当社比30%以上は短縮できた画期的ソリューション発見の瞬間です。ちなみに近頃は自分でちゃんと食べられるようになったのでジェットコースタースプーンはやりません。この1~2ヶ月は「韓国のりにご飯を巻いて食べさせる」方法がヒット中です。

次の難関着替えは、ヨーイドンでお兄ちゃんと競わせることにしました。もちろん妹は1人ではうまく着替えられないので、僅差になるようにある程度アシストします。最初はパジャマを脱がせて着せるまで手伝い、毎週2回で一勝一敗位になるように。その次は脱がせるのは自分でやらせて着せるのを手伝う。勢い余ってパンツまで脱ぐことが何度かありました。女の子なので飲み会で脱ぎグセがつくとお父さんは非常に困ります。

最近は自分で全部できますし、簡単に着替えられるのがわかったのでヨーイドンは言いません。脱いだ後のパジャマもちゃんと洗濯カゴに入れられます。酔っ払って帰ってきてそのまま寝て靴下すら洗濯カゴに入れられないお父さんより全然偉いです。

目的の達成よりも大事な「方法」の選び方を

と、この様な涙ぐましい努力の結果、子どもたちを怒らずに遅刻せずに幼稚園に行けるようになると、毎朝の送り迎えが僕にとっても子どもたちにとっても楽しみなものになりました。

飲み過ぎた次の日、6:30にアラームをかけなくても起こしてくれますし、しっかりものの長男は「お父さん、今日からプールだからプールバッグ忘れないようにお願いね」と忠実に嫁からの伝言を僕に伝えてくれます。どっちが親だ。

ここで気付いたのが目的の達成も大事だけど「方法の選び方」がもっと大事だなと。他人は子供ですら変えるのは難しかったですが、強制するのではなく、自分が工夫して変わることで周りが変わる。そして結果がついてくる。そうなってくると仕事(朝の幼稚園送りだって立派な仕事です!世の中のお母さん達あっぱれ!)が楽しくなってくる。

こういうのが好循環で良いマネジメントなのかなと。おかげさまで毎朝撮る自撮りの3人の「いってきます」写真は満面の笑顔ばっかりになってきました。そろそろ嫁が一枚のアルバムにしてくれるそうです。

どうせやるなら気持よく。自分が変わることでしか周りは変わらない。

そういったことを家族から学ばせてもらったという35歳おっさんの話でした。

いつも本当にありがとう!

それでは。※好感度上がったかな?w

Kosuke

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