甲子園の決勝戦がちょっと面白くなるかもしれないINST石野の高校野球コラム

INST石野です。

やはり最近サボりすぎだろということで文章を書く癖をつけようかと。毎日仕事やビジネスの話ばっかりでは面白くもないですしネタもなくなりますので、今日優勝が決まる夏の甲子園が、ちょっと面白くなるかもしれないコラム的なものを書いてみようと思います。

 

前置き〜なぜ甲子園はこんなにも面白いのか〜

一年の中で一番暑い8月の中旬に毎年開催される、全国高校野球選手権大会、通称夏の甲子園。なんでこんなにも面白いのでしょうか。ひたむきに勝利を目指す高校球児の姿に心打たれる人、出身校を応援する人、地元の高校を応援する人、公立高校出身者は何故か公立高校を応援するという傾向もあったりしますね。僕はちなみに「いい試合が見れればそれでいい」派です。

プロ野球には興味がないけど高校野球だけは見る、という方もいたりしますし、毎年必ず甲子園に足を運んで観戦をするという高校野球フリークもたくさんいます。ちなみに僕はTV観戦派で甲子園には一回も行ったことがないんですがw

人それぞれの楽しみ方があるのも甲子園の魅力の一つですね。

今回の夏の甲子園は101回大会です。僕は80回と81回に出場しました。もう20年も前になります。

ちなみに豆知識ですが、(戦後の大会限定)19◯◯年生まれの学年の人が3年生のときに出場する大会が第◯◯回大会になります。なので今回出場している3年生は2001年生まれの学年の学生たちということになります。僕は1981年6月生まれですので、2年生のときに80回大会、3年生のときに81回大会に出たというわけです。もしご自身の子供が甲子園に出るとしたら。。。100何回大会になるのか、計算してみるといいでしょう。(この豆知識は真正野球バカのN村Y佑さんに教わりました)

さて、前多きはこのくらいにして、色々と書いていきましょう。

 

甲子園に出場してくるチームってどんなチームなの?

夏の甲子園に出場してくるチームをタイプ別に分けることができると僕は思っています。

A:甲子園で優勝することを目指してきたチーム

B:甲子園に行くことを目指してきたチーム

この2つです。まあ優勝するためには甲子園に行くことが必須条件なわけで上記の分類方法ではMECEではないように思いますが、厳密に言うと目標設定の仕方の違いかなと思います。甲子園の常連校の殆どはAですね。片や初出場の公立高校などはBであることが多いです。

甲子園の地区予選はトーナメント勝ち上がりの一発勝負なので、選手やグラウンドのコンディションや相性、そして高校野球の醍醐味でもある「試合の流れ」で本来は実力で何倍も上回る強豪校AをダークホースのBが倒してしまう、ということも起きるのです。実力以外の不確定要素が勝敗に大きく影響するので、必ずしも都道府県内最強のチームが甲子園に出場しているとは限らないわけです。

漫画やドラマのように弱小チームが現実的に甲子園に行ける確率はほとんど0に近く、最低でも都道府県内ベスト8−16くらいの実力がないと都道府県予選を勝ち上がることは不可能です。

例えば、今年の春の選抜では愛知県の東邦高校が全国優勝したわけですが、愛知県予選2回戦で星城高校にコールド負けしています。そしてその星城高校は準々決勝でこの夏の愛知県代表となった誉高校に惜しくも破れてしまいます。そしてそのまま勝ち進んだ誉高校は今年の夏の甲子園愛知県代表となったわけですが、一回戦で青森代表八戸学院光星高校に9-0で惨敗します。

ちなみに誉高校は春季の愛知県大会で東邦高校を破って愛知県王者になっている実力校ではあるものの、甲子園は初出場です。ここでいうと東邦高校はAで誉高校はBだと思います。※誉高校関係者の方で気分を悪くする方がいたらすいません。

2回戦で東邦高校が順調に勝ち上がっていたら。。。愛知県代表になっていたら八戸学院光星高校に勝てたのでは。。。

なので地元のローカル局でやっている地区予選を見て、この高校はAだな、この高校はBだな、と自分なりに評価をしていくのは結構面白い高校野球の見方だったりします。僕は千葉県大会を千葉テレビで見ていたわけですが、今年の千葉県大会でAに分類できたのは木更津総合と千葉県代表になった習志野高校の2校だけでした。こういう2校が決勝戦以外でぶつかると「事実上の決勝戦」と言われたりするわけです。

※ちなみに高校野球をご存知でない方向けの解説ですが、甲子園は春のセンバツと夏の選手権大会の2回があるのですが、春のセンバツの出場権を得るためには夏の大会で3年生が引退した後の秋の大会→地区大会でいい成績を収める必要があります。春にも各都道府県大会は行われる(誉高校が今年春優勝したってやつ)のですが、それで優勝しても甲子園にはいけないのです。

 

地域ごとに異なる予選・戦力分布事情

選挙のときに「一票の格差」という言葉が出てきますが、夏の甲子園の地区予選においてもっと格差がある「1」があります。

「一勝の格差」です。

各都道府県によって、甲子園の地区予選に出場する高校数(連合チームもあるのでチーム数のほうが適切かな)に大きな開きがあります。

2015年のデータですとの最多チーム数は愛知県で189チーム。対して一番少ないのは鳥取県で25チームです。

愛知県ですと7〜8回連続して勝たないと甲子園に行けないのに対して、鳥取県では1回勝てばベスト16確定、4~5回勝てば代表権が得られてしまうわけです。試合数が3-4も少ないのはかなり大きいです。

絶対とは言えませんが、予選参加チームが多い愛知、神奈川、大阪、千葉などは代表校になる可能性が学校数の分、分散してしまうわけで強豪校は多いものの毎年連続で出るチームというのがそんなに多くはなく、参加チームが少ない高知、山梨、和歌山、鳥取などは2-3校の決まった高校が甲子園に行くという印象があります。高知:明徳義塾、山梨:山梨学院、和歌山:智弁和歌山、鳥取:米子東みたいな。

なのでご子息に甲子園に絶対行かせたい!という方は、参加チームが少ない都道府県の強豪甲子園常連校に野球留学させるというのが確率論的には一番高くなるというわけです。

参加チーム数が多い都道府県ですと、何校も強豪校があり、県内・県外の有望な選手が分散してしまったりするため、予選を勝ち抜くのは極めて難しい割に甲子園に出場しても勝ち残れるほどの戦力が整わない、というようなことが起きてしまうこともあるように思います。僕が住んでいる千葉県もまさにそういった印象で、習志野、木更津総合、市立船橋、東海大浦安などの強豪校は数多くあり、どのチームも強いのですが全国大会だとパッとした成績が残しづらいという感じであります。

 

ピッチャーへの負担、球数制限について

今年の甲子園地区大会の予選で、一番注目を集めたのは大船渡高校の佐々木投手でしょう。

MAX163km/hの豪速球で田舎の進学校を一躍岩手県決勝戦まで引っ張っていくも、疲労と消耗による故障を懸念した監督が決勝戦の登板を回避して惜しくも準優勝に終わってしまいました。

投げさせるべきだったのか、投げさせなくて正解だったのか、答えは神のみぞしるところですが、僕は投げさせなくて正解だと思っています。前述したA:Bで分けると大船渡高校はBであるからです。誤解を恐れずにいいますと、佐々木投手がいなければ甲子園に行けるような戦力は整っていないわけで、甲子園に行っても勝ち進むのは難しいでしょう。それであれば、今後大学、社会人、プロを見越して故障を回避したのは正しい判断であると思います。

各高校とも限られたベンチ入り選手に今までよりも多くピッチャーを入れたり、継投で勝ち上がる高校が増えてきた印象もあります。僕ら世代のときとかはまだ絶対的大エースが一人いて、壊れそうになりながらも勝ち上がるために投げ続けるというのが主流でした。80回記念大会のときに全国制覇をした横浜高校の松坂みたいに。

骨格や筋肉が出来上がっていない高校時代に多投連投を続けることで故障をしてしまう選手も少なくないわけで、アメリカのように球数制限や一定の登板期間を空けたりすることをルール化するべきかという議論もなされています。

ただ、球数制限が制度として導入されてしまいますと、各高校とも投手の選手層を厚くする必要が生まれてしまうわけで、公立高校と私立高校の戦力格差が今よりも大きく開いてしまうのではないかなとも懸念しています。

AとBというように高校のことを分けて話したわけですが、Bが出てこないと甲子園はやっぱり面白くないですからね。

 

今日の決勝の見どころ

今日の14時に第101回全国高校野球選手権大会決勝戦が行われます。

大会No.1投手の奥川君擁する石川代表星陵高校と、圧倒的破壊力を誇る大阪代表履正社高校が夏の頂点をかけて戦います。

見どころはなんと言っても奥川vs履正社強力打線、これでしょう。抑えるか打たれるか、抑えられるか打つか。

両校は今春の選抜で戦っており、その時は奥川君に17奪三振を奪われ、3-0と履正社打線は完全に抑えられてしまっています。

ただ、今大会の履正社打線を見るに、明らかに春のセンバツよりもバットが振れて居るように見えます。センバツと夏の甲子園の短い期間ではありますが成長して甲子園に戻ってきているなと。お互いに一度対戦をしていて手の内はわかっているでしょうから今回の勝負で実力差がでる好ゲームになるのではと思っています。

ということで、本日は14時から試合終了まで業務対応が送れる可能性が高いですが、何卒よろしくお願いいたします。

 

それでは。

Kosuke

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