プロダクト・アウトなのかマーケット・インなのか

ご無沙汰系ブロガーINST石野です。

5月23日に、おそらく1ヶ月くらいおしてしまっていたINST SMSの管理画面リニューアルを終え、多少の不具合がありつつもご利用いただいている企業様には概ねご好評をいただいており、ほっと一安心しております。

INSTは創業1年ちょっとで、自社サービスを2つ開発して販売しているわけですが、サービス開発の時にふと考えたことが

「ウチのサービスはプロダクト・アウトなのか、マーケット・インなのか」

ということです。

プロダクト・アウトもマーケット・インも聞いたことがないという人はあんまりいないと思いますが、念のためググッて正しい意味を調べますと、ここに書いてあったのがわかりやすいのかなと。

プロダクトアウト(product out、product oriented)とは、企業が商品開発や生産を行う上で、作り手の理論を優先させる方法のことです。「作り手がいいと思うものを作る」「作ったものを売る」という考え方で、たとえば、従来の大量生産がこのやり方に当たります。
 一方、マーケットイン(market in、market oriented)とは、ニーズを優先し、顧客視点で商品の企画・開発を行い、提供していくことです。プロダクトアウトの対義語であり、「顧客が望むものを作る」「売れるものだけを作り、提供する」方法を指します。

ふむふむ。

わかったようでわからないw

自分なりに解釈してみますと

iPhoneが出てきた時はプロダクト・アウトで、その後のスマホの進化はマーケット・イン

なんじゃないかなと。特にジョブスが亡くなってからはその傾向が顕著ですね。

プロダクト・アウトの製品は、「作り手が良いと思うものを創る」と書いてありますが、その作り手が「何故良いと思ったのか」がポイントなのかなと。iPhoneの例でいくと、ボタンじゃなくてタッチスクリーンにしたほうが良さそう、とかいわゆる基本的なスマホの機能を盛り込んで、鳴り物入りで市場を席巻したのがiPhoneでしたよね。衝撃的すぎました。

その発想はなかった!→すげー!買っちゃう!!がプロダクト・アウトで、

そうそう、この機能欲しかった→そりゃあ買うよねがマーケット・インみたいな。

そこで言うと、INSTのサービスはその中間くらいなのかなと。というか、買い手の意識によってそれがプロダクト・アウト的に捉えられるのか、マーケット・イン的に捉えられるのかが変わるんじゃないかなと。

例えば、INST SMSの営業をしていて受注するときに

「応募者とのやり取りでSMSを使おうなんて発想はなかったです!すごい!目から鱗!INST神!石野さんかっこいい!」というふうに受注する時(後半はかなり盛ってる)は、そのお客様にとってはプロダクト・アウトで

「応募者とのやり取りにSMSを使ってみて、効果良かったので一斉配信システム探してたんです。ほうほう、INST SMS良さそうですね」と受注するときはマーケット・インなんですね、きっと。

ちなみに受注確度はお客様側がプロダクト・アウト的に捉えて頂いた時のほうが格段に高い気がします。

とすると、営業マンの方は、自分の提案があたかも革新的ですごいもののように見せたほうが売れるのか?それはどうなのかわかりませんが、斜め上の発想で提案してくれる人ってなんか僕はすごい好きです。

幸いなことに僕はエンジニアに恵まれまして、「こういうのがあったら便利だと思うんだよね」をかなり具体的に形にすることが出来、自社サービスを開発して販売するという、結構大変なことを普通にやっておりますが、開発責任者と話をすると「石野さん、自社サービスがちゃんと売れるってかなりレアですからね」と言われます。やっぱりそうなのか。

SMSはニーズが見えていた商品なので、そんなに不安視はしていなかったのですが、今度リリースのチャットアプリ連携サービスは結構ドキドキです。果たしてニーズがあるのか、そのニーズは今すぐ解決したいという緊急性が高いものなのか。どんなお客様に受け入れていただけるのか。

去年は「死なないように」という第一期でしたが、今年はちょっと攻めて行きたいと思います。

ちゃんとブログも書きます(爆)

それでは。

Kosuke

追伸:今日、アドヴァンテージ様と共催でセミナー開催させていただき、50名を超える方にご参加いただきました。セミナー後のアンケートでも「役に立った」「面白かった」と言っていただける方が多く、とても嬉しく思います。これからも頑張ります!

中野さん、ありがとうございました!

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