嫁と子供から学んだマネジメントについて 〜その1 嫁編〜

INST石野です。

金曜日に書いたブログ54山口さんをはじめとした知人・友人・そうでない方までたくさんシェアをいただきまして、ここはいっちょ「書こうと温めてたネタ」を書いていこうかなと思い、また、いつもブログで

毒を吐きまくっている

ので、

このタイミングで少しでも好感度を回復しておこう

という執筆者側の意図も含まれておりますことをご理解ください。

山口さん、本当にありがとうございました。Facebookでもお伝えしましたが「山口さんのシェアでブログを拝見しまして・・・」と新規のお客様からお問い合わせいただきました。影響力のある人のシェアってすごいんですねえ。

僕は嫁と子供2人がおりまして、いわゆる妻帯者でございます。

で、会社経営をしながら家族と生活していく中で「家庭にも会社組織同様マネジメントが存在する」と強く感じます。また「子育てから学ぶことがめちゃめちゃ多い」ということ。

超めんどくさい僕のマネジメントが世界一うまい嫁

自分では比較的普通な人間だと認識しているのですが、どうやら僕はすごく偏屈で癖があるタイプの人間であるようです。実際お会いしたことがある人、このブログを読んでいただいている人はご理解頂いているのかなと。

例えばですが、人の言うことを聞くのがすごく嫌いです。

サラリーマン時代「なんでこんなことを僕がやらないといけないのですか?」と上司に歯向かうなど日常茶飯事。納得ができないことは誰がなんと言おうと嫌なのです。誰が言うか、より何を言うかが重要。長いものには巻かれない、という典型的な会社組織不適合者です。あれ?やっぱり俺変なのか。書いてたらやっぱりそうだと思った。

「これが世界最高のマネジメントだ!」という内容の全然違う本に共通して書いてあることは「マネジメントする部下のことをしっかり見ること」ではないかなと。要はオーダーメイドに近い。ということは「これが絶対に1番のマネジメント方法だ!」というマニュアルを作ることは極めて困難であるということですね。せっかく多くの部下にハマるマネジメントを習得しても、部下に僕や某平田さんみたいな偏屈野郎がいたら一気に崩壊するわけです。

僕のマネジメントを嫁の前にやっていたのは母だと思います。管理、という意味でね。付き合ってた彼女はマネジメントというのは少し違うような気がします。

僕は母とよく喧嘩していました。タイプがすごく似ていたからです。

言うことを聞かせるために「幸助!◯◯しちゃダメ!こうしなさい!」というタイプ。

そうすると、どうなるかというと「確かに言ってることは正しいけど、言い方が気に食わないから反発してやろう」となって、金髪にしたり、ピアスを開けてみたり、スキンヘッドにしてみたりするわけですわ。超黒歴史だわ。

かたや嫁はどうするかというと、基本的に放置です。放置?というと聞こえが悪いかもしれないのですが、僕が自分で気付いて行動が変わるまで何も言いません。違うか、何も言っていないように見えるのですが、自分で気付くように仕向けている、というのが適切だと思います。

例えば実際にあった話で言うと、僕は大学から社会人になってちょっとくらいまでPEACE MAKERというブランドの服を好んで着ていました。

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こういうやつ。あれ?好感度上げようと思ってるのに逆に下がってないか?

いやね、昔ジャパニーズハードコアがすごい好きで(今でも聞くけど)Bat caveとかUpholdとかココバットとか聞いてたんスよ。そうするとこういう服に憧れるじゃん?さっきサイト見たらセールやってたからちょっとポチっとなして・・・いかんいかん。

一つ声を大にして言いたいのは、私はヤンキーではないということです。そこだけはご注意下さい。

話がそれました。

ですが、やはり人は外見の印象が大事ということもございまして、当時付き合っていたウチの嫁も、この服を着て欲しいとは思っていなかったわけです。180cm100kgでコレ着てたらどんなにいい人だったとしても完全に近づきたくないですね。

まず、嫁が言ったのは

良いと思うよ、幸助らしくて

。でも、

私とデートの時は違う服のほうが嬉しいかな

。怖い人だと思われちゃうし。」

なるほど。

肯定から入れ

ってのもマネジメントの本で見たことある気がする。そして、

着ることを否定はせずに利用シーンを限定しろ

と。うむ。確かに全部の服がPEACE MAKERじゃないし、そのほうが嫁が喜ぶな。だし、やっぱり怖い人だと思われると友達とかに見られた時に「脅されて付き合ってるんじゃないか」とか思われちゃうな。理解。

とすんなり自分の「この服を彼氏に着させない」という目標を達成したわけです。その後会う頻度も上がり、PEACE MAKERの出番は減り、子供が生まれるくらいにはほとんどヤフオクで売ってしまいました。しかもコアなファンが多くて、結構高く売れたんすわ。

子供が生まれてお金が必要だったことも考えるとWin-WinどころかWin-Win-Win-Winくらいの素晴らしい着地点。

まあこれはほんの一例でして、こういったことを日々積み重ねて私は完全に嫁の支配下にいるというわけです。

嫁の意識 → 嫁の行動 → 俺の行動 でいくつか書いてみると

飲みに行く回数減らしてほしいな → 飲みに行っていいよ、と言う。 → 天邪鬼な俺氏、行きたくなくなる

野球ばっかりじゃなくて子どもと遊んで欲しいな → 野球に子供連れて行って → 連れて行くと必然的に遊ぶ

最近幸助また太ってきたな。 → ビールよりハイボールのほうが太りづらいので、ハイボールにあうおつまみを練習する → すっかりハイボール派になる
※ただし、ハイボールにあうツマミはビールにも合う
※「太ってきたなて、石野常に太ってんじゃんwww」という意見は受け付けない

インテを1年ちょいで辞めて後輩すらほぼいなかったですし、マネジメントをしてこなかったので、2社目、3社目で僕の下についた部下は悲惨だったでしょう。「お前、俺がこうやってうまく言ってるんだから、つべこべ言わずに俺の指示に従え。I am the rule」的な典型的ダメマネージャーでしたから。その時の部下の方々には大変ご迷惑をお掛けしました。

嫁のマネジメントにより意識が変わった今は、少しはマシになっているのではないかなと思います。というより、マネジメントをしているという視点・観点がなくても大丈夫な組織にするのが1番良いかなと気づきまして、INSTでは社長だから偉い、社員だから偉くない、ということは一切なく、今のところまだ4名なので全員フラットで仲の良い組織でいられるのではないかなと思います。

俺流INSTでの開発マネジメント

いわゆる「マネジメントしている」という観点でいくと、自社サービスを売っている弊社では開発管理が唯一かなと。なのでエンジニアのマネジメントですね。

INSTには2名のエンジニアがいて、その2人がすべてのサービスを自社開発しております。僕が一応そこを仕切るわけですがこんな感じでやってます。

1.こんなサービス作りたいんだよね、とかこういう機能つけたいんだけど、こういう風にやったら出来ると思うんだよねというのをミーティングする(まだ資料無し)

2.この中で大変なのってどこ?じゃあこうすればいいかな?と仕様を詰める(ホワイトボードで)

3.全体のイメージをドキュメントにまとめて(Keynoteか手書き)エンジニア2名と共有

4.これってどのくらいの期間で出来そう?と聞く
※結構大事かも「いついつまでに欲しい」と言わない

5.開発する項目をガントチャートに分けて可視化

6.週1回のMTGで定例報告(ガントチャートの進み具合)
※隔週で対面、隔週でチャットMTG

7.開発の進捗が遅れていても一切そこに言及しない、怒らない、ツメない
※なので当然リリースが遅れる場合があるw

ここが一つ自社サービスにこだわった理由でもあります。開発進捗が滞っても自社サービスであれば営業マターでコントロールが出来ます。受託の場合、納期が決まるから絶対にツメないといけないけど、「新機能は◯◯くらいにリリース予定です」と伝えておくだけで、完成できれば利用してもらえるし、完成できなければ利用いただけないだけ。そしてその予定機能をフックに商談をしてこないことが大事ですね。期待感煽り過ぎは絶対良くない。

お客様から「まだなの?」と言われることは殆ど無いのですが、言われたら僕が謝ります。例えエンジニアの開発進捗が遅れていたからだとしても。

また不具合やバグがあった場合も同様です。クレームになっても絶対に社長が責任をとります。エンジニアに謝らせたりとかそういうことは一切しません。不具合報告書の確認してもらうくらいかな?(作成は僕)

嫁のマネジメントから学んだ「基本管理しないマネジメント」です。これが今の弊社のエンジニアと提供サービスにマッチしていると思っています。

「それだと怠けるやつが絶対出てくるでしょ」という意見もあると思います。確かにそう思います。ですが解決する方法が一つあります。このやり方で怠けそうな人は採用しなければいい、ただそれだけです。ガンガン採用しないと会社が回らないようなビジネスモデルでもありませんし。マッチする人が来た時に採用できれば良いのかなと。

ということで長くなりましたが、前半では石野が嫁の尻に敷かれている手のひらの上で転がされているということとINST流の開発マネジメントについて書いてみました。

次回は子供達から学んだマネジメントでも大事な「ゴール」と「手段」に関して書いてみたいと思います。

それでは。

Kosuke

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