今まで送っていなかったSMSを配信することの意思決定について

INSTでは「メールや電話の替わりにSMSを使うことで、業務効率をUPさせましょう」という提案をして、様々な製品・サービスを提供させて頂いております。
振り向いてくれない人を振り向かせたい、そんな時にお役に立てる会社でありたいと思っています。
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以前もブログで書いたように日本にはSMS文化がそもそもありません。

そんな中で日々提案をさせていただいていると、必ずと言っていいほどこのような質問をいただきます。
「今まで送っていなかったのにいきなりSMSを送って、クレームや問題になったりしないの?」

敢えて僕はすべてのお客様に同じようにお答えしています。

「法律的な問題は100%クリアできます。クレームは一定の確率で起きると思います」と。 

まず、法律的な問題でいくと、これもブログに書いたように特定電子メール法においてオプトインオプトアウトの原則が書かれていますので、そこをクリアいただければ問題ありません。 

クレームについては、正直申し上げると「なんでいきなりSMSが届いたの?」と気分を害するユーザーも当然いらっしゃるだろうと思っています。なので、絶対にクレームを起こしたくないという企業様へのSMSの導入は極めて難しいと思います。

ただ、これは企業姿勢の問題です。

基本的に現時点でのINSTの提案のコンセプトは
連絡が取りづらいユーザーにSMSを送ることで、御社からの連絡に気付いてもらい、それによって業績を伸ばしましょうというものです。 

電話やメールをしても無視され、そういう人でも何らかの事情で連絡を取りたい。そうなのであればSMSが役に立てることがありますよ、というスタンスで日々提案をさせて頂いています。

・面談に来てくれたら絶対に良い案件を紹介できそうだし、高確率で就業支援ができそうなWebエントリー者(人材紹介/人材派遣)
・携帯メールが不達になっているが、以前の購入履歴をみると再度常連顧客になってくれそうなユーザー(ECなど)

他にも様々な事情があるでしょう。でも、アクションを起こさなければなにも変わりません。もしかすると黙ってても向こうからアクションがあるかもしれませんが、それを待てないのであればアクションを起こすべき。

そもそも、例えば人材紹介会社で働いていて、メールの返信が無いから携帯に電話をしたという経験がない、というキャリアコンサルタントの人は 0に等しいでしょう。その時「電話を掛ける」という意思決定をしたのはこのようなプロセスではないでしょうか。

・どうしても今日中に連絡が取りたい(例えば面接日程の確定をしたい、など)
→でもメールの返信がない
→お昼休みなら就業中でも電話に出てくれるだろう
→電話をかけてみる

電話掛けたことで「就業中なのに電話をかけてくるなんて非常識だ!」というクレームが発生する可能性もありますが、それも想定内ですよね。

昔5年ほどお世話になった上司に言われたことがありました。

「仕事はやりたいか、やりたくないかではなくて、 やるべきか、やらなくてもいいか、で判断して意思決定しろ」

そのとおりだと思います。会社によって様々な事情があると思いますが、導入を頂いている企業様はやはりスピーディーで合理的な意思決定をして頂いている会社が多いような気がしますね。

それでは。

Kosuke