INST SMSが月額基本料0円な理由

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INSTの主力商材であるINST SMSは、初期費用こそかかるものの、月額基本料は0円、SMS1通送信あたり15円という料金形態で提供をしています。1社の月あたりの送信数はお客様によって本当に様々ですが、1ヶ月の間で1通も送らないお客様も中にはいらっしゃいます。

事業計画を見せた金融機関や投資家の方には「月額基本料を取ったほうがいいんじゃないの?」とも言われたこともありましたが、そこはポリシーを守ってNoと拒否しました。 

本当は月額基本料1万円、とかを頂戴していれば、早期な段階で売上も安定すると思うのですが、そうするとサービスの発展やクライアントのフォローを怠り、積み重ねた謎の月額基本料の座布団の上で胡座をかいてしまうのではないかという思いがあります。その座布団、なんの価値提供もしてないのに。

月額100円や300円などの、いわゆるサブスクリプション系の料金形態のサービスの収益性が高いのは十分に理解しております。前職時代に携帯キャリアサービスの仕事もしていましたし、月額10万円のASPサービスの営業もしていたことがありますので。

ただ、そういうサービスを提供していても、月に1回もログインしないユーザーさんって絶対いるんですよ。いわゆる公式サイトの休眠会員ってやつですね。なるべく起きないでくれ、って携帯CPさんが祈っている感じの。

SMSは効果が出ます。なので、「費用対効果に見合うからこのくらい使おう」 と利用をしていただきたい。なんとなく申し込んで、なんとなく使ってみて、効果が出ないけど、1ヶ月1万円で6ヶ月で契約切れるし・・・などという状態では使っていただきたくないので、この価格設定にしているというわけです。

使ったら使っただけお金がかかる。使うのは効果が出るから。そういうクライアント様からの受注を積み重ねていったら、サービスはもっともっと強いものになるんじゃないかと。せっかく自分で会社を立ち上げたんだから、自分の中の正義を貫いてみようと。そう思ったわけです。

4月のリリースから順調にお申込みも頂いており、通数も順調に伸びてはおりますが、まだまだここからです。 自分で企画して販売しているサービスですが、お客様先に訪問させていただいて「こんな使い方があったんだ」と気づくことも多々あります。そのくらいSMSには可能性があります。

なんらかのコミュニケーションが上手くいっておらず、そこがボトルネックになってKPI改善ができてない、という方がいらっしゃれば、どんな業種の方でも一緒にディスカッションさせていただきたいですね。

今日は雨ですが、ちょっと暑苦しいブログですいませんでしたw

それでは。

Kosuke