絶対に電話が繋がるようにならないお客様の話

絶対に電話が繋がるようにならないお客様の話

暑いですね、INST石野です。

暑いといいつつ千葉に引きこもりオンライン商談の毎日は快適なのですが、先日こういうお客様と商談をしました。
※特定されないように部分部分フェイク混ぜますのでご理解ください(まあ本人が見たらわかるだろうけどw)

圧倒的にまずいコミュニケーションプロセス

そのお客様は人材系ではないのですが、ネットで個人を集客して、見込み客として法人顧客に送客をしてチャリン、というビジネスを行われている会社でした。

いつも商談のときには

1.課題はなにか→これはほぼ100%「連絡が取れない/取れづらい」
2.接続率はどのくらいか
3.どういったコミュニケーションプロセスを行っているのか
4.INSTのサービスをどのように利用して改善するべきか

という流れでお話をするのですが、今回は3.のところが圧倒的にまずいお客様でした。

Webからの問い合わせがあったらまず電話。ここまでは普通なのですが、出なかった人には1日10数回、発信番号を変えて電話をし続ける、というのです。

恐らくは何度も同じ番号から着信があると、個人の方に不審に思われたり着信拒否をされてしまうのでそれを打開するためにやっているのだとは思います。

「相手の気持になって考えよう」ってお母さんに教わらなかった?

連絡が取れない、という状況を改善するためのコツは「相手方の気持ちになって考える」ということだと思っています。

もちろん営利団体である会社の中でビジネスをして収益を出さなくてはいけないので、法人側の都合もあるでしょう。ですが、そのコミュニケーションの仕方が相手方にどういった印象を与えるかを考えないと成果は出づらいです。

なので、「あ、この方法だと連絡がとれるようにならないな」と思った会社の人、もちろん今回話題になっている人にもですが、いつも伝えることは

それ、逆に自分がやられたらどう思いますか?

です。

今回もその担当の方は「はい。。。正直イヤです。」と言っていました。

詳しく話を聞くと、電話の接続率は掛けても掛けても(番号を変えて)全く上がらないそうなのですが、繋がらないのであれば「何回掛けたのか」を報告する義務があるらしく、どうせ出ないだろうと心を無にして電話を掛け続ける毎日だとか。

出てくれた人の2-3割くらいからは「しつこいんだよ!もう掛けてくるな!」と言われることもあり、心身ともに疲弊している様子がオンライン商談でも伝わってきました。

これが文化である会社で働いて幸せなのか

実は同じような架電オペレーションで人材紹介をやっていた会社に出会ったことがありました。調べてみると、この会社とその人材紹介会社は同じ会社出身の経営者が経営していました。

もとの会社はヘッドハンティングやハイスキル層の人材紹介で一世を風靡した業界でも知る人ぞ知る有名な会社でしたが、ある時崩壊して今はその会社はありません。その会社出身の方は何名もお会いしたことがありますが、優秀な印象の方もいれば、心が通っていないような印象を受ける方もいました。

自分が相手の立場にたってやられたら嫌だな、という仕事をずっとやり続けないと行けないのは非常にツラいことです。

仕事は「やりたい/やりたくない」ではなく「やるべき/やらなくてもよい」で考えるべきだと思う僕ではありますが、さすがに発信元電話番号を変えて何十回も電話するというのは悪手過ぎると思いますし、自分の従業員にはやらせたくないです。

AとBがダメだったらCを探そう

「繋がらねえんだったら繋がるまで電話すんだよ!」というマネジメントは非常に楽でしょう。

「アポくれないんだったら飛び込めばいい、それでなにかが変わるかもしれないだろ!」と言われて飛び込み営業もやったことはありましたが、会いたくないと言っている人に無理やり会いに行ってそれが好転のきっかけとなることは稀だと思います。

会いたいと思うためにはどうしたらいいか?電話に出てくれない人とコンタクトするためにはどうすればいいか?

「連絡が取れない」という課題はもはやタイミングの問題ではないと考えたほうが良いです。

今手元にある武器だけでなく、いろいろ考えて見ることが大事です。

電話がダメ、メールがダメ、だったらSMSもあるけどどうですか?と営業をはじめて3年4ヶ月、取引先はもうすぐ300社になります(多分、最近数えてないw)。

SMSを送ったらしつこいと思われないのか?

「SMS送られたら”俺は”嫌だけどな」という方もいます。もちろんその方は間違っておらず、そういう方も中にはいるでしょう。

ですが、こう考えてみるとどうでしょう。

電話も出ず、メールも返信してこず、SMSだけに反応してきた方は、皆さんと連絡が取りたくなかったのでしょうか?

連絡が取れないという人が「この会社電話もメールもしつこいな・・・」と思われている人ばかりだとしてSMSを送って連絡が取れるようになるのでしょうか?

僕はNoだと思います。電話を無視しているわけではなく、メールもただ気づいていなかったり返信を忘れていた、という方々にリーチする手段の一つとしてSMSは有用なんだなと。

実際に連絡がとれるようになったお客様が多いということは、意図的に無視されていたわけではなかったんだということの証明ではないかなと思っています。

事例インタビューも増えてきました。

事例インタビュー記事一覧はこちら

もし、毎日鬼電させられていて「不毛だな、嫌だな、なんか他の方法ないかな」と思っている方がいれば、ぜひお問合せをいただければと思います!

それでは。

Kosuke

この記事をシェアする

クラウド型無人コールセンター「INST 3BD」

人材ビジネス特化、応募者呼込みから掘り起こし、リマインドまでの架電業務に対応。月3万円〜

INST 3BDサービスサイトへ

あわせて読みたい

【導入事例】ミライユ様 | 面談率108%、決定率120%!トライアルの実証実験から、全事業部へ展開へ。

【導入事例】ミライユ様 | 面談率108%、決定率120%!トライアルの実証実験から、全事業部へ展開へ。

INST 3BD導入事例インタビュー:ミライユ様 人材紹介は「応募が入ってから、どれだけ早く・確実に面談へつなげられるか」で成果が大きく変わります。一方で、時間外応募への即時対応や、架電の追いかけ業務は現場負荷が高く、運用の属人化も起きがちです。 今回は株式会社ミライユ様に、INST 3BDのトライアル導入(実証実験)から、効果検証を経て利用範囲を拡大するに至った経緯を伺いました。 お話を伺った方 株式会社ミライユ様 取締役 鈴木様 インタビュアー:株式会社INST 石野 導入の背景:時間外応募対応と、現場の架電負荷 石野:まず、INST 3BD導入前に感じていた課題感を教えてください。 鈴木様:人材紹介の現場だと、応募が入っても連絡がつかないケースが一定数あります。繋がるまで追いかけ架電をするので、どうしても繋がりづらいかたがリストに残っていくため、工数がかかってしまいます。 一方で、タイミングよく繋がった人は意向が高いので、そこを確実に面談につなげたい、というのが大きいですね。 実証実験:3BDを使うチーム/使わないチームで比較 ミライユ様では、INST

By 石野幸助
INST Blogをリニューアルしました!

INST Blogをリニューアルしました!

INST石野です。 ずっとやりたいと思っていた、旧ブログ(10年前に作ってもらったWordPress)をフルリニューアルしました。しかもひとりで。 リニューアルの背景 御存知の通り、INSTは創業すぐに僕がこのブログを書き始めて、それをほとんどの集客源に法人顧客の開拓を進めてきました。 その昔は炎上したり、バズったりと色々書いていたのですが、AIの登場もあって、ブログを書く手が進まなくなり、Podcastにシフトしたりして色々やっておりました。 AIの登場でなぜブログを書かなくなったのか?というのは、生成AI登場以降はネット上のコンテンツの殆どがAIが生成したものになってしまい、人間が書いたブログなんて書ける量も決まっているし、どんどん埋もれてしまっていくのではないか?と思ったからです。 本当にブログはもうオワコンなのか? ブログはもうオワコンなのか? 世間一般的にはそうなのかもしれないです。あまりブログを書く人も多くなくなりましたし、その昔は「アルファブロガー」という言葉もありましたが(懐かしいw)、今では「インフルエンサー」という括りになり、発信

By 石野幸助
[お知らせ]チャットサポートのAI化に関して

[お知らせ]チャットサポートのAI化に関して

inst石野です。 instでは創業来、SMS配信サービス「INST Messenger」のチャットサポートはユーザーサポートのメンバーが原則有人対応を行っておりましたが、営業時間外のお問い合わせ対応や、生成AI活用促進の取組の一環として、1次対応をすべてAI対応することとさせていただきました。 ChatGPTにイメージ画像作ってもらったらめっちゃ強そうになりましたwww 今までは平日の9:30〜17:30、リモートで働いてもらっている弊社のユーザーサポートのメンバーがお問合せに関しては原則数分以内に回答をするということを行っておりました。思い起こせば2016年に初めてのサポートメンバーをリモートで採用して、それから累計数千件以上のチャット問い合わせのやり取りをアーカイブしておりました。 INST Messengerも提供開始から10年、Updateは随時行っておりますが、 ・いただくご質問はおおよそいくつかのパターンに分けられるということ ・大体の質問に対する回答はアーカイブされたarticleで解決できること ・お問い合わせは新規利用開始ユーザーの導入直後に集中するこ

By 石野幸助
相手が電話に出ない時に送る「電話しました」メールは効果的なのか?

相手が電話に出ない時に送る「電話しました」メールは効果的なのか?

inst石野です。 本日(2022年1月21日)より、1都12県にまん延防止等重点措置、いわゆる「まん防」の適用が開始されました。 コロナウイルスの感染拡大防止が目的ではありますが、やっと客足が戻ってきた飲食店・居酒屋・レストランなどの経営者の方々はやりきれない思いでしょう。 オフィスワークをする我々にはそこまでクリティカルな影響はないような気もしますが、このタイミングでまた在宅勤務の比率が高まり、電話でのコミュニケーションが仕事上発生するインサイドセールスや営業職の方々は、03や045、043などの市外局番から始まる電話番号ではなく相手方の担当者の携帯番号へ電話する機会が増えたのではないかと思います。 相手が電話に出なかったら送る「電話しました」メールは効果的か? 業務オペレーション上、相手が法人・個人に関わらず、「相手が電話に出なかったらメールを送っておく」というのはポピュラーであり、ビジネス上のコミュニケーションをスムーズにするためのセオリーのような位置付けにあることは確かです。 特に在宅勤務が増えているので会社に電話したら、担当者以外の誰かが出て「伝言をお願

By 石野幸助