ワークポートさんのサイトリニューアルに見るスマホ世代・若年層狙い戦略

おはようございます。INST石野です。

INSTのお取引先でもあります、ワークポートさんがサイトをリニューアルされたというリリースを拝見しましたので、今日はそれについて分析してみたいと思います。※ちなみにワークポートさんからの依頼で書いているわけではありません。勝手に僕が見つけて書いているだけです。

スクリーンショット 2015-12-22 09.16.58

どーん。

まさかの二次元推し

です。

ですがですね、コレにはワークポートさんの

戦略

見え隠れするわけですよ。

キャラクターをデザインされたのは桐原いづみさんというアニメ化した作品もある著名なイラストレータ、描き下ろしのオリジナルキャラクターだそう。女性3名で、おっちょこちょい、テキパキ姉御肌、おっとり天然系。男性2名はクールな頭脳明晰系とガッツあふれる体育会系と、まるで戦隊物のようなキャラクターラインナップです。

今回のワークポートさんのサイトリニューアルは非常に素晴らしい出来であると思っております。

人材紹介会社のサイトって、どこも似たようなデザイン・構造で
・非公開求人がたくさんあります
・業界に精通したコンサルタントがフォローします
・◯◯に強いエージェントです
という同じような文言があり、こんな会社の求人があります。親身になって相談に乗りますから是非エントリーくださいね、というものが多いです。そりゃあまあ提供するサービスが同じサービスになりますから、セブン-イレブンとファミリーマートがサービスで差別化しようったって難しいのと一緒です。

大事なのはどう差別化しているように見せられるかということではないかと。その点ではワークポートさんの見せ方は非常に上手であると思われます。

◆購入できる画像素材を使わないことによる差別化

まずコレです。最近は社員の方のお写真を使う会社も増えてきておりますが、フリー画像や有料で購入できる人物素材を使う会社さんがめっちゃ多いです。

スクリーンショット 2015-12-22 09.45.36
スクリーンショット 2015-12-22 09.44.40
スクリーンショット 2015-12-22 09.45.58

こういう人たちね。人材紹介に限らず、すごく良く目にする方々です。

求職者の方が「あれ?この会社エントリーしたんじゃないか?」という印象を持たれたりすることも懸念されます。ワークポートさんはそこで描き下ろしの二次元イラストを起用しています。まず、これであれば他社と被ることはないでしょう。

◆二次元キャラクターは若年層・スマホユーザーと親和性高そう

次はこれ。二次元イラストってどうなの?という声も上がってきそうな気もしますが、僕は非常に良いと思います。

ニールセンの調査によるとインターネット接続時間はPCをスマホが大きく上回っています。

スクリーンショット 2015-12-22 09.49.59

倍近く違いますね。で、スマホでなにしてんだ?というと。。。やっぱりゲームに触れる時間が長いのではないかと。そのゲームによく使われるような二次元キャラクターはユーザーにとっても接触時間が長いので、親近感がわくというワークポートさんのコンセプトにマッチしているように思います。

◆スマホUIも良い

Screenshot_2015-12-22-08-49-57

タップで通話ができるPhone toの部分もいいです。クリック率が上がりやすいと言われているオレンジがイメージカラーの緑にとても生えていますね。また、面接対策セミナーを推してます。毎日開催で徹底指導。一回いってみっかな、というきになります。

Screenshot_2015-12-22-08-50-37

メニューボタンを押すUIは若い方には使いやすいでしょう。このサイトにある情報が網羅されています。ここまでスクロール無し。素晴らしい。

Screenshot_2015-12-22-08-50-17

求人検索もプルダウンで優しいです。フリーワード検索はPCでは人気ですが、スマホでは入力面倒ですから最下部にオプショナル的に。結構研究されていると思います。

もう多くのサービス領域(ECやSNSも)ではPCからの流入よりもスマホからの流入のほうが多いでしょう。人材ビジネスに従事していると、日中リクナビやDODA見るのってなんとなく当たり前になっていますが、普通の会社でリクナビを会社のPCで見てたりしてたら「おい、転職すんのかよ」みたいに大騒動になります。

こういった工夫をしっかりされて、施策を打ち続けることが、団子状態の人材紹介会社の中で頭一つ抜けられる強いところなんでしょうね。

◆最後にプレスリリースについて

ちょっとここは「?」となるところだったのですがプレスリリース内の下記のURL。

【カテゴリ詳細】全9カテゴリ
はじめて・未経験:http://wpco.dev-website.info/mikeiken/
IT業界:http://wpco.dev-website.info/it/
エンジニア:http://wpco.dev-website.info/itengineer/
ゲーム業界:http://wpco.dev-website.info/game-amusement/
クリエイター:http://wpco.dev-website.info/creator/
営業:http://wpco.dev-website.info/sales/
女性:http://wpco.dev-website.info/women/
管理・事務・経理:http://wpco.dev-website.info/office/
販売・サービス:http://wpco.dev-website.info/service-trade/

このwpco.dev-wevsite.info/service-trade/などをクリックするとベーシック認証を求められてしまいます。

スクリーンショット 2015-12-22 10.23.20

ドメインとディレクトリ構造から推測するに、開発環境のURLを掲載してしまったのではないかと思われます。ここは修正されたほうが良さそうですね。

それでは。

Kosuke

この記事をシェアする

60分無料オンライン相談受付中。

業務プロセスの自動化・AI化で収益性・サービス満足度向上を支援します。

INSTの人材ビジネス業務プロセスコンサルティング

あわせて読みたい

【導入事例】ミライユ様 | 面談率108%、決定率120%!トライアルの実証実験から、全事業部へ展開へ。

【導入事例】ミライユ様 | 面談率108%、決定率120%!トライアルの実証実験から、全事業部へ展開へ。

INST 3BD導入事例インタビュー:ミライユ様 人材紹介は「応募が入ってから、どれだけ早く・確実に面談へつなげられるか」で成果が大きく変わります。一方で、時間外応募への即時対応や、架電の追いかけ業務は現場負荷が高く、運用の属人化も起きがちです。 今回は株式会社ミライユ様に、INST 3BDのトライアル導入(実証実験)から、効果検証を経て利用範囲を拡大するに至った経緯を伺いました。 お話を伺った方 株式会社ミライユ様 取締役 鈴木様 インタビュアー:株式会社INST 石野 導入の背景:時間外応募対応と、現場の架電負荷 石野:まず、INST 3BD導入前に感じていた課題感を教えてください。 鈴木様:人材紹介の現場だと、応募が入っても連絡がつかないケースが一定数あります。繋がるまで追いかけ架電をするので、どうしても繋がりづらいかたがリストに残っていくため、工数がかかってしまいます。 一方で、タイミングよく繋がった人は意向が高いので、そこを確実に面談につなげたい、というのが大きいですね。 実証実験:3BDを使うチーム/使わないチームで比較 ミライユ様では、INST

By 石野幸助
INST Blogをリニューアルしました!

INST Blogをリニューアルしました!

INST石野です。 ずっとやりたいと思っていた、旧ブログ(10年前に作ってもらったWordPress)をフルリニューアルしました。しかもひとりで。 リニューアルの背景 御存知の通り、INSTは創業すぐに僕がこのブログを書き始めて、それをほとんどの集客源に法人顧客の開拓を進めてきました。 その昔は炎上したり、バズったりと色々書いていたのですが、AIの登場もあって、ブログを書く手が進まなくなり、Podcastにシフトしたりして色々やっておりました。 AIの登場でなぜブログを書かなくなったのか?というのは、生成AI登場以降はネット上のコンテンツの殆どがAIが生成したものになってしまい、人間が書いたブログなんて書ける量も決まっているし、どんどん埋もれてしまっていくのではないか?と思ったからです。 本当にブログはもうオワコンなのか? ブログはもうオワコンなのか? 世間一般的にはそうなのかもしれないです。あまりブログを書く人も多くなくなりましたし、その昔は「アルファブロガー」という言葉もありましたが(懐かしいw)、今では「インフルエンサー」という括りになり、発信

By 石野幸助
アウトバウンドコールはフォーム営業と同じ位置づけになるかも、という話

アウトバウンドコールはフォーム営業と同じ位置づけになるかも、という話

inst石野です。 電話コミュニケーションを自動化するサービスを作って、日々クライアント企業に向かい合う中で「この後の電話コミュニケーションはどうなるのか?」と毎日考えています。 スマホへのコールも今後AIが1次受付をすることになりそう 以前ブログにも書いたiOSにおけるSiriブロックの話ですが、近い将来Androidにも適合される可能性が高いなと思っています。 そもそも、スマートフォンというデバイスは、「もしもし、はいはい」が基本機能であった携帯電話が進化した結果生まれたものですが、スマートフォンは個人が手にすることができるほとんどの情報の流入経路になっただけでなく、決済やテキストによるコミュニケーションにも欠かせないものになり、もはや当初のメイン機能であった「通話する」という機能はオマケというのも申し訳ないくらい、むしろ「お荷物」的な機能に成り下がってしまった、と言っても過言ではないでしょう。 スマートフォンで音声通話をしてしまうと、ほとんどの「ながらスマホ」は不可能になります。まあ運転しながらハンズフリーで通話することくらいは可能ですが、ハンズフリーで通

By 石野幸助
相手が電話に出ない時に送る「電話しました」メールは効果的なのか?

相手が電話に出ない時に送る「電話しました」メールは効果的なのか?

inst石野です。 本日(2022年1月21日)より、1都12県にまん延防止等重点措置、いわゆる「まん防」の適用が開始されました。 コロナウイルスの感染拡大防止が目的ではありますが、やっと客足が戻ってきた飲食店・居酒屋・レストランなどの経営者の方々はやりきれない思いでしょう。 オフィスワークをする我々にはそこまでクリティカルな影響はないような気もしますが、このタイミングでまた在宅勤務の比率が高まり、電話でのコミュニケーションが仕事上発生するインサイドセールスや営業職の方々は、03や045、043などの市外局番から始まる電話番号ではなく相手方の担当者の携帯番号へ電話する機会が増えたのではないかと思います。 相手が電話に出なかったら送る「電話しました」メールは効果的か? 業務オペレーション上、相手が法人・個人に関わらず、「相手が電話に出なかったらメールを送っておく」というのはポピュラーであり、ビジネス上のコミュニケーションをスムーズにするためのセオリーのような位置付けにあることは確かです。 特に在宅勤務が増えているので会社に電話したら、担当者以外の誰かが出て「伝言をお願

By 石野幸助