VRとARの違いを調べて、2017年がVR元年、AR元年になるのか考察
2017年のブログ更新は4営業日で途絶えたINST石野です。僕の精神力なんてそんなもんです。
もう1年のうちの1/36が過ぎ去ったわけですが、インターネット/IT界隈に身を置いておりますと
「今年は◯◯元年!」
というのをたくさん耳にします。
・VR元年
・AR元年
・IoT元年
・動画広告元年
・・・
どんだけ元年あんねん(ってボケたわけじゃないよ)
その中でも、VRとARなんですが、僕自身もわかっていたようでわかっていなかったので、ブログ執筆をきっかけにきちんと違いを調べてみて今年ホントに流行るのかどうか考えてみたいと思います。
VRはVirtual Reality(仮想現実)の略
まあこれは誰でも知っていると思います。バーチャルリアリティ、ね。読めない人はいないと思いますが、念のため。バーチャルリアリティって言葉は最近からではなくて、昔から聞いたことあったような気がしますね。
Wikipedia先生によりますと
現物・実物(オリジナル)ではないが機能としての本質は同じであるような環境を、ユーザの五感を含む感覚を刺激することにより理工学的に作り出す技術およびその体系。略語としてVRとも。日本語では「人工現実感」あるいは「仮想現実」と訳される(#「仮想現実」という訳語について)。古くは小説や絵画、演劇やテレビなども、程度の差こそあれVRとしての機能を有している
ほうほう。
要は、現実っぽいものを体験できるのであればVRということになると。なるほどなるほど。
別にこういうのをつけてないとVRじゃない!というわけではないんですね。
僕の解釈にはなりますが
遊園地の
・画面に併せて揺れる座席
・吹き出す水蒸気
なんかもVRと言えなくはないわけですね。脳内でいろいろ変換できる妄想癖がある人なんかは歩くVRみたいなwやっぱり調べてみるもんですなあ、勉強になります。
ARはAugmented Reality(拡張現実)の略
Augmented?アグメンティッド?オーグメンティッド?吾輩の脳内英和辞典にそのような英単語は登録されておりませんぞ。
なので、恥を忍んで調べてみます。Weblio先生、いや、ティーチャーWeblioによりますと
augmented:増加させる の過去分詞、だと。ふむふむ。
例文)
Economic factors cooperated to augment inflation.
経済的諸要因が働き合ってインフレを増大させた.
These two processes, working together, would augment the significance of the rating system.
双方のプロセスが相まって、評定制度の意義が高められるのである
例文難しすぎて全然ピンとこないワロタwwwとりあえずそういうことで覚えておきましょう。まあ僕の英語力なんてこんなもんですよ。
Wikipedia先生によりますとARとは
人が知覚する現実環境をコンピュータにより拡張する技術、およびコンピュータにより拡張された現実環境そのものを指す言葉。
とのこと。これもピンとこない。拡張する、っつーのがAugmentedっつーことなんだね。
5分でわかるVR(バーチャルリアリティ)とAR(拡張現実)の違いについて
によりますと(つーか俺のブログよりこっちの記事見たほうがわかりやすいな。。。)
AR(Augmented Reality:拡張現実)とは、「拡張」という言葉が指す通り、現実世界で人が感知できる情報に、「何か別の情報」を加え現実を「拡張」表現する技術やその手法のことです。視覚情報に、視覚だけでは感知できない情報を付加して表示するタイプのものが、事例としてはポピュラーです。例えば、スマホやタブレットのカメラ映像に表示される現実世界の映像に対して、位置情報などのデータや、実際にはその場にないはずの映像やCGを重畳させて表示するといったものです。
ほう。
・現実を
・カメラを通して見たときに
・本当はそこにないものが表示される
のがARとな。
・
・
・
ポケモンGOだな。
※画像はこちらのサイトから引用しました。問題あったら削除します。
というか、ポケモンGOの画面の右上に「AR」って書いてあるし。わかりやすいわー。
なので、まとめてみますと
現実世界を疑似体験するようなものがVRで
現実世界に何かいる/あるように見せるのがAR
ということなのがよくわかりました。
VR、盛り上がってるのはやっぱりそっちの業界なのか。。。
VRは現実世界の疑似体験、ということで、用途は色々考えられます。わかりやすくヘッドセットや動く椅子などのガジェットで体験するものに限っていくと
・実際のコンサート会場にいるように感じることが出来て360°見渡せるライブ体験
・運転などのシミュレーション
のように実体験がなかなか難しかったりするものでは今までもですが、かなり利用されているかと。教習所でシミュレーターってやったよね。ありえない速度で老婆が飛び出してくるとか。
やはりコンテンツビジネスと相性が良いのか、と思ってニュース記事をVRで調べてみるとまあまあこの場でシェアをはばかられるようなコンテンツが多いですな。
・めくれるVR彼女
・VRアダルトエキスポ
・ソフトオンデマンドのVR店舗
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やっぱりそっち系のコンテンツはVRで盛り上がりそうですね。齊藤さん、Erotechの時代ですね。
リアルタイムで通信しながら双方向に、というのができればもっと面白そうだけど、三次元の映像を撮影するためのカメラの準備が大変だよなーと。
ARはo2oとかとは好相性でVRよりは日常的に使えそう
ARの例としてポケモンGOを登場させましたが、例えばアプリを起動してお店の前に行くとクーポンが表示されてそれをタッチして割引クーポンGET!とかというのは今までも結構ありましたね。
僕も前職で020領域の仕事は少しやったことがあるのですが、ARも数年前からコンテンツとしては存在していましたが「高い」という印象でした。それがたくさんの会社が参入してきて値段がこなれてきて、やっと一般的な消費者を巻き込んだプロモーションやゲームなどで利用できるようになった、という感じなのでしょうか。
僕的にはAR元年>VR元年
僕的には2017年はAR元年になるのではないかと。つーかもうAR3年とか4年かもしれないですけどね。ポケモンGOで一気に市民権を得たような気がしますね。ARの場合は、今あるスマホが利用デバイスになるのでハードルが低いのがキモです。
◯◯が来る!◯◯元年だ!
というためには、たくさんの人がその◯◯を知っているだけではなく、「持っている」「使っている」状態にならないと行けないのではないかと。
VRはWikipedia先生が言うように演劇も遊園地のアトラクションも広義ではVRだよ、と言われてもやっぱりイメージ的には上に引用したような画像のようなスノボのゴーグルみたいなガジェットをつけてこそ、みたいな感じがします。そう考えると端末の普及率がキモになると思うので。
ARの浸透度:VRの浸透度=スマホの普及率:VRヘッドセットの普及率
でしょうから、圧倒的に
スマホの普及率>>>>VRヘッドセットの普及率
になるのかと。
友人で、某ゆめみのCTO齊藤さんが
触るとがっかりするのがVR、うっかり逮捕されるのがAR
という名言を残されていましたので、それをオチに今日のブログはおしまい!
それでは。
Kosuke
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