多様性の時代2.0

INST石野です。

多様性の時代が1ステップ進むに連れてどうなっていくのか、ということを考えたいと思います。

 

多様性の時代とは

多様性の時代というのは様々な価値観の人がそれぞれを尊重し合うことにより、今までの”一般的な”当たり前が通用しなくなって来る時代のことであります。

日本人は集団行動が極めて好きな人種であり、他と異なること、群れから外れることをあまり良しとしてこなかったため、しっかり勉強をしていい大学に入って大手企業や公務員になって定年まで勤め上げるのが素晴らしいキャリアだ、という考えが少し前までの当たり前でした。

ところが多様性の時代になり、そういった大手企業終身雇用至上主義だけが良いキャリアだけじゃない生き方もあるよね、という人たちが現れてきたわけです。

 

多様性の時代1.0

1.0とか2.0といった言い方はあまり好きではないのですが、わかりやすくするために敢えてこう書くことにします。

多様性の時代1.0というのはベンチャー企業人気のことです。これは2000年くらいから起きていたように記憶をしています。大企業で働くのが当たり前、商社やメーカー、総合広告代理店などで大きな仕事をするのが素晴らしい、と言った時代に訪れたインターネットの進化が転機になりました。

高学歴、一流企業の看板を捨ててネットビジネスで起業をするベンチャー経営者がたくさん現れ、「大手で働くことだけがキャリアじゃない、俺達は新しい時代を切り拓くんだ」という時流が生まれ、起業をする人のみならず、たくさんの”一般的”な優秀層がベンチャー企業に転職をしたり、一流大学から新卒でベンチャー企業に就職する人などが増えました。

ここで起きたのは大手で働く、から小さい会社で働くことが良い、という価値観の変化です。全体が変わってきたわけではないので、小さい会社で働くという選択肢も認められるようになってきた、という表現が適切ですかね。

図にするとこんな感じです。

 

訪れた「何のために働く」軸

多様性の時代1.0でも、一昔前の時代から引き続き日本人はよく働く人種ですので、ワーカホリックに働くのが素晴らしい!という価値観は継続していました。モーレツ社員、とかいう表現を昔は使っていたようですね。

大手企業で安定して働く、ということが良しとされていたので、ベンチャー企業(小さい会社)で人探しをしている人たちは、「大手企業では味わえないやりがい」推しをして人を集めました。

経営者に近いポジションで働ける、上場準備ができるとかですね。大手企業ではまずを持ってもらえるはずもないストックオプションによる一攫千金も一つの魅力となりましたね。

そんな中、さらなるインターネットの進化により個人でもどんどん発信ができるようになり、会社側が発信するやりがいって本当に自分が求めてるやりがいなんだっけ、という人たちが現れ始めます

この変化によって「何のために働く」という軸が現れます。

この図を見るともうオチがわかってしまいますがw

会社のために身を粉にして働いていていいんだっけ?みたいな感じですね。もっと自由な働き方があるんじゃないか。自分のために働いても良いんじゃないか。会社が提唱している「やりがい」より大事なものってあるんじゃないかと。

それが多様性の時代2.0の「自分のために働く」人たちの登場です。

 

働く軸は「自分」という時代

僕は経営者なので、あまり説得力はないかもしれないんですけど、会社のために働いていてもあんまり良いことってないと思うんですよね。やりがいじゃ飯は食えませんし、朝早くから夜遅くまで根詰めて働いたら疲れますし。

それよりももっと自分の考える幸せに素直になって仕事をするほうがいいんじゃないか?という人たちがどんどん現れてきているように思います。

子供と一緒にいる時間を増やしたい、満員電車に乗って通勤したくない、とか。

ちなみにですがこのフェーズで大手企業で働きながら自分の幸せのために働く、というのはなかなか実現が難しいのはご理解いただけるでしょう。

なぜなら1.0→2.0で起きた変化は「会社への帰属意識の低下」であるからです。

会社のためではなく自分の幸せのために働く、という意思決定をすると、別に働く会社はどこの会社でも良くなります。やりがいや給与だけではそういった人たちを惹きつけられなくなりますので、今まで会社が従業員たちに対して求めていた「愛社精神」的なものは今後意味をなさなくなるシチュエーションが増えてくるわけで。

現に会社に所属せずにフリーランスで働いたり、フォロワーがたくさんいてYoutubeやinstagramだけやってれば自分が食っていくのに困らない人もたくさんいますし。お金を稼いで行きていく方法は会社で勤めるしかない、という時代ではなくなったわけですね。

 

それでは会社がやっていくべきことは?

とはいえ、経済の世界の中で個人の影響力がどんどん高まって法人を凌駕する人ばかりになるか、というと考えづらいのも事実なので、多くの会社は従業員を集めてビジネスを継続していかなくてはなりません。この時代に会社はなにをするべきなのでしょうか。

僕としては「従業員」と捉えるのではなく、一緒に仕事を進めるプロジェクトメンバーと考えていくのが良いと思います。そしてそのメンバーに対して雇用形態や位置や時間の制約をあまり求めないのが良いでしょう。

コア業務は「正社員」でないといけないとか、勤務時間は会社にいないといけない、とかそういう頭の硬いことを言っているようではいかんと思いますね。

こういった時代の変化が起きる際に最初に変化をしていく人たちは往々にしてその時代に「優秀」と評価される傾向にあります。ので、ガチガチ性悪説で会社組織をマネジメントしたい大手企業ややりがい搾取をしたいベンチャー企業には、多様性・柔軟性がある会社が優秀層を獲得した後の絞りカスみたいな人材しか入社しない、ということにもなりかねません。

 

まあこれには賛否両論あるとは思いますが、僕はそう思ってますし、実際にそう行動して経営をしているつもりではあります。人材の確保に困ったこともありませんし、小さいながらもきっちり黒字で経営をして従業員にもゆとりのある働き方をさせていられております。

ダラダラと書いてみましたが、こんな働き方をしていてもいい時代というのは本当に最高ですなあ。

それでは、

Kosuke

 

 

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