新しいコミュニケーションUXを提案し続けたい
INST石野です。
もう気づけば1月も末になりましたね。
今、新サービスについての検討・議論をメンバー達としている真っ最中なのですが、いろいろブレたり派生したりはするものの、やはりINSTはコミュニケーション領域での「繋がらない」を解決し続ける会社になろう、そういうサービスを提供し続けようと、いうところに落ち着きました。
思えば4年前の1月末がサラリーマンとしての最終出社日で2月1ヶ月間で一緒に会社を辞めたCTOとSMS配信サービス作っていたときは、今みたいに月間◯万通のSMSを配信するようになるとは思っていませんでした。
人材紹介・人材派遣会社をターゲットにSMSを送って連絡を取れるようにしましょう!と提案して回っていた1年目とかは、そもそもSMSを受け取る求職者もあまりいなかったはずで。それが今では何万・何十万人という転職者が毎月SMSを受け取って転職活動を進めていると。
フォームでの日程調整もスマホUIがいいので効果が出、一部のユーザー企業では日程調整オペレーションの中心にしていただいたりもしています。
2019年はもう少し踏み込んで、新しいコミュニケーションUXを提案し続ける、というのをこの半年くらい取り組んで行こうと思います。
例えば、
・SMSで送るのをフォームでなくてWebチャットだったら回答率はどう上がるのか
・Webチャットに相性がいい質問内容はなにで、フォームとはどう違うのか
・PUSHダイヤルで日程予約やアンケート回収ができないか(宅配の再配達受付みたいな)
・URLクリックで折り返し電話を要求し、1分以内に通話を繋げられないか
・URLクリックをしやすい時間、興味の有りそうな内容を解析してサジェスト送信できないか
などが先日の全体MTGであがりました。どれもしっかりとたくさんのサンプル数で検証してきた会社はあまりいないのではないかと。
コミュニケーション、特にBtoCコミュニケーションの領域は感覚値や印象値で「これが駄目、これは良い」と決まってしまう事が多く、ベストプラクティスがないと言っても過言ではないかと。
何回もしつこくかければ、確率論的につながる確率は上がるわけですが、UI/UXとしては最悪になります。
なので、この分野において「こうやるのがベスト」といい切れるようなデータ・実績を持てるようになれば、もっと世の中のコミュニケーションストレスは軽減するのではないかなと。
そんな世の中になるといいなあと。ちょっと久しぶりに真面目に書いてみたりしました。
それでは。
Kosuke