2019年に来るかもしれない、不景気に強い人材会社を考える

2019年に来るかもしれない、不景気に強い人材会社を考える

新年あけましておめでとうございます!

いよいよ2019年がスタートしました。当社は1/7より営業開始させていただきました。お休みいただきありがとうございました。

さて、日経平均が年末で2万円を割ったりして「いよいよ来るか?セカンドリーマンショック」的な感じでもありましたよね。特にこのブログを読んでくださっていたり、当社のサービスをご利用頂いているお客様には人材ビジネスの方が多く、とかく人材紹介事業をはじめとした採用ビジネスは景気の影響を受けやすいことは皆さんもご存知のことと思います。

2008年のリーマンショック時、僕も人材紹介に従事しており、影響をモロに受けたわけですが、ほんとに笑っちゃうくらい各社採用クローズしまくりで大変でしたよね。ちなみに僕はその当時全く売上を落とすことなく、むしろ人材紹介をやっていた数年間で一番良い売上げを上げることができました。

不景気が来るかも?と戦々恐々の方も多いかもしれませんが、まずはそう悲観せずにどうしたら不景気が来たときに乗り越えられるのか?を考えてみたいと思います。防災の備え、的な感じですね。
※もし僕の言うとおりに備えていて、マジでかい不景気が来て「お前責任取れや!」みたいのは勘弁して下さいね。

1.100名以上規模の会社はちょっと危ない、Small is beautiful

まず、景気がガタ落ちして、各社が採用クローズしまくったとしても、採用ポジションが0になるわけではありません。どこを見渡しても求人ゼロ、ということではなくなります。

今のように「積極採用してます!ぜひご応募を!」みたいな声は聞こえづらくなってくるでしょうが、人材を欲している会社は不景気のときでも必ずあります。ですが、数は減りますので、組織規模の大きな紹介会社・派遣会社は危ないでしょう。

なので、あなたがもしそういう大手の会社にいたら希望退職があったり給与・賞与のカットがあったりしますのでそれは覚悟するか今のうちに転職しておくかが良いかもしれません。

大手=安定、というのは景気が良いときであって、特に人材ビジネスは大手ほど危ないです。

ちなみに僕が新卒で入社したインテリ◯ェンスでは、2009年入社予定の内定者はリーマン・ショック後、入社前に全員集められ、グループ会社であったUSENの個人宅ピンポン営業やるか、内定辞退するかどっちか選べ、と言われたとか言われないとか。まあホントっぽいですよね。JACさんも確か希望退職を募られていたかと思います。

小さい規模の会社は別に求人の領域を広げれば良いだけですので、求人開拓を頑張れば求職者はガンガン大手から希望退職だったり転職したいと言ってきますので、逆にチャンスだったりします。ものは考えようですね。

2.求人開拓のクセがちゃんと付いている会社

1.とも関係しますが、今のような採用好景気ですと求人開拓はほとんどせずに求職者獲得にめっちゃ注力してる会社も多いのではないでしょうか。そうしますと求人開拓ができる人がいないまま不景気に突入することになり、世に出ている数少ない求人を見つけられないとか獲得できないとかいう致命的な事態に陥ります。

好景気のうちに、他の会社がめちゃくちゃ決めてる会社以外の注力会社(地味な会社のことが多い)を見つけておいたり、営業部隊に求人開拓力を身に付けさせておかないと危ないです。

ちなみに2008-2009年は、僕と当時の上司2名で売上1億くらい稼がせていただきましたが、ほとんどの決定を不景気の影響をもろに受けそうな不動産デベロッパーで獲得してました。しかも三井三菱とかの大手財閥系で。

当時テレアポ何度もして「インテリジェンスもリクルートでも決められないのに、社名も聞いたことないお前が決めれるわけがない」と6回電話で会話するも断られ、7回目でアポが取れた三井系の某会社は、数年後採用ページに掲載されているメンバーの7-8割が僕が決めた人、という事になったりしてました。営業力、インテリジェンスで鍛えておいてよかったw

3.紹介専業は危ない

人材紹介は利益率も高いですし、この採用好景気で参入する会社も多いですが、紹介専業だとモロに不景気のダメージを受けます。

ある意味、総合型と言われる求人広告代理事業や派遣事業、BPO事業などを保有している会社のほうが不景気には強いように思います。

まず求人広告。不景気になれば求人と求職者の需給のバランスが今と逆になりますので、応募は来やすくなります。特に採用単価を抑えやすい成果報酬型の求人サービスは不景気になると業績が良くなります。リブセンスさんも2008-2009年のリーマンショックを乗り越えて2011年に上場されてますしね。

派遣やBPOですが、不景気になると経営者の意識が「固定費を減らそう」という方向に向かいやすいので、社員を雇用するより派遣や部分的なBPOのニーズが高まる傾向にあります。しかも正社員(元正社員?)はクビ切られて余ってるわけですから募集コストも抑えられると。

ある程度グリップできてる会社があったりする紹介会社さんは採用アウトソーシングのノウハウを今のうちに貯めておくのも良いのかもしれませんね。

4.ホワイトカラー専業は危ない 外資に強いと更に危ない

なにをもってホワイトカラーというのか、というのもありますが、いわゆる普通の人材紹介会社は危ないです(全部危ないじゃねーかw)。

看護師や保育士、医師などの国家資格保有者を対象として人材紹介をやっている会社は不景気の影響を受けにくい傾向があります。景気関係ない産業に基づいてますからね。

また、外資は不景気に陥るとバッサリいきなり採用クローズします。採用プロセスに乗っている人全員NGで、みたいのもありました。リストラもバッサバッサやりますので、某外資系のコンサル会社のパートナーが部下10名くらい連れて「こいつらの就職口、頼みます」と僕の上司にお願いに来たことがあったのも忘れられません。

介護看護系の人材紹介は以前に比べると超レッドオーシャンになっています。今そのフィールドで紹介をやっている会社はオペレーションを洗練させたり、なるべく自社集客力をつけることをやっていかないと、中堅・準大手が不景気になるとボコボコ参入してきて数の理論で駆逐されてしまうかもしれません。

5.KPI管理をしていないと危ない(職人集団は危ない)

これはあくまで僕の持論ですが、KPIを設定してしっかりとそれを上げるための施策を取っているという会社は組織として筋肉質になっているので不景気にも強いと思います。

逆に危ないのは職人芸を極める的に超少人数でやっている紹介会社やサーチファームかなと。

野村克也さんの言葉に

「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」

というのがあります。職人芸の人たちは今は儲かっていても、駄目になったときにそれをすべて景気のせいにして、自分たちが改善できる手段を放棄しがちだと思うからです。

好景気の今でも、どうすればもっと売上を上げられるか、利益率が上がるかを考えて日々改善している会社は不景気でも生き残れる可能性は高いのではと思います。

つらつらと書いてみましたが、不景気は来るかもしれませんし、来ないかもしれません。今書いたような会社が危なくなるのかどうかはわかりませんが、人材会社のみなさんが危なくなりますとINSTも危なくなりますので、皆様不景気にはぜひ万全の備えをいただき、今のうちに面談設定率を5-10%アップさせておきたい!という企業様でまだ当社サービスをご利用頂いてない肩は是非お問合せください(笑)

それでは、2019年もINSTをどうぞよろしくお願いいたします。

Kosuke

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