果たして日本でバーコード決済は普及するのか?を考察

INST石野です。

もうあと10日で2018年も終わりですね。

 

先日のPayPayによる100億円ばら撒きキャンペーンは皆さんの記憶にも新しいでしょう。

まあ千葉にはビックカメラないんで僕は乗り遅れたんですけど。

 

あのキャンペーンはSNSマーケティングとしては極めて秀逸で、周囲で「ほんとに20%返ってきた!」「うおー!10万円当たった!」などとスクショをシェアされればインストールしてやりたくなっちゃうのが人間の性でしょう。

LINE Payも続けとばかりに上限はあるものの20%オフキャンペーンをやったりしていますね。メルカリ擁するメルペイも準備期間中のようで年明けには動きがありそうですが、Paypayを超えるインパクトになるのか、注目が集まりますね。

 

ですが、僕はちょっとバーコード決済が諸外国(特に中国)のように爆発的に普及して決済インフラになりうるのか、というとそこに関しては少し批判的な意見です。今日はそれについて書いてみたいと思います。

 

中国でバーコード決済が爆発的に普及→うおぉぉぉ日本もだ!は通用しなそう

ご存知の通り、お隣中国ではバーコード決済はもはや揺るがない決済インフラです。どこにいってもほとんどAlipayやWechatを使ってバーコード決済ができます。店舗だけでなくてその辺でなんか売ってる露天商のような人に対しての支払いなども行うことができます。

僕はあまり中国通ではないのですが、パートナー会社の中国系フランス人に聞いたところ、中国でバーコード決済が普及したのにはいくつか日本では考えられないようなバックグラウンドがありました。

・偽札がとても多くATMから偽札出てくることすらある
→現金払いがそもそも信頼できない、という背景があるようです。さすが中国という感じですよね。日本ではほとんど考えられません。

・セキュリティに関しての意識が高くない
→日本人は何かにつけて「セキュリティ」ですが、中国人は「騙されたほうも悪い」的な考え方があるとのことでした。便利さ最高!という感じなんでしょうね。

・NFC決済が普及していない
→日本ですとFelicaチップを利用したお財布ケータイがガラケー時代からありますね。決済端末も多くの店舗に標準設置されています。中国にはNFC決済がそれほど普及していないようです。

・そもそもの人口やスマホ普及率が段違い
中国の都市部でのスマホ普及率は日本の約2倍の90%超え。人口も日本の10倍はいます。
※スマホ保有率などに関しては諸説ありますが、日本より断然高い、ということだけご認識いただければ結構かと

※このあたりに関しては精緻に調査したわけではなくあくまで知人に聞いた話ではありますが、大枠はそれていないと思われます。誤認識ありましたら訂正しますのでTwitterなどでご連絡ください。

 

 

UI/UXと店舗開拓でSuicaに勝てなそう

先程も書きましたが、バーコード決済最大の敵はおサイフケータイだと思います。

NFC(Near Field Communication)のだいぶ前から日本はソニーとドコモが作ったFelicaチップが埋め込まれた携帯を販売しており、ガラケー時代からかざすだけでシャリーンと決済ができる状態でした。

これが日本が「ガラパゴス」と言われる独自の進化を遂げた携帯文化ですね。

コンビニはほとんど使えますし、もちろん電車も。飲食店や小売での利用はあまり多くないように思いますが日本ではSuica含むおサイフケータイ決済はインフラと言って問題ないでしょう。

では、そこにPayPayが食い込むためには?重要なのは2つです。

アプリのUI/UXが優れているか
→これはかざすだけのおサイフケータイにどうしても軍配が上がるでしょう。アプリ立ち上げてバーコード見せて、よりも圧倒的に簡単です。UI/UXでは勝てません。

利用できる店舗が多いか
→おサイフケータイは利用できないけどPaypayなどのバーコード決済ならOKというお店がどれだけ増えるでしょう?今おサイフケータイ決済ができないお店の開拓を頑張れば可能性はあるかもですが、そもそもそういった店はキャッシュレス決済の手数料を支払いたくない現金主義のお店か、クレジットカードで充分と思っているお店がほとんどでしょう。
そうしますとなかなか精鋭の営業部隊を率いたところでバリューを発揮できるようなお店を多数開拓するのは厳しいのではと。

 

Paypayの初動は良かったかもしれませんが、クレジットカードの不正利用問題があったり、当初の予定よりもだいぶ早くキャンペーンを切り上げたりで、せっかくPaypayをDLしてくれたユーザーのUXはあまり良くなかったのではと。少なくとも10万円当たったり決済金額全額キャッシュバックになった人たちの手元にはPaypay残高が合計100億円はあるわけですから、それを使い切るまでは利用者はいても、それ以降は継続的にキャンペーンを打たない限りは現状は厳しい戦いを強いられるような気がします。

 

また、今回僕のように出遅れた人たちは、次回メルペイの初回キャンペーンに期待して、まずはDLして使ってみる、ということを率先してやってみましょう!以上まだファミマでしかPaypay使ってないINST石野がお届けしました。

それでは。

Kosuke

 

 

 

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