年間80回釣りに行く社長が船宿選びのときに重視するポイントとは(前編:新規)
inst石野です。
僕のTwitterをフォローしていただいている方や、Facebookで繋がっていたりする友人はご存知と思いますが、僕は釣りが趣味(というかもう半分ライフワーク)で、船釣りをメインに週1-2回のペースで釣りに勤しんでおります。
持病の発作が起きる寸前だったのですが、北風強風予報だったのでなんとか持ちこたえて陸に居ます。
水曜に「勝浦のサバを釣らないと死んでしまう病」の発作が起きそうな予感なのですが、その日も時化そうで船長と相談中。。。 https://t.co/Q42NglH8Um
— inst石野 |キャラ設定の初期化中です (@ishiko618) January 31, 2022
あまりの頻度で釣りに行くので、知人には「そろそろマイボート買ったりするの?」と聞かれたりするわけですが、今のところその予定はなく、乗合船を予約したり稀にチャーターをして、プロの船長の操船で釣りをさせていただいています。
アイキャッチにもなっているのは、去年の大晦日に大原の長福丸さんで釣らせていただいたヒラメ。
船宿(釣り船を出すお店のようなもの)には様々あり、それぞれ個性があるわけですが、年間7-80回は船に乗っているわけでして、今日はボイうが船宿を選ぶときに重要視するポイントについて書いてみたいと思います。
釣りについてちゃんとブログに書くことはそんなに無かったかもしれませんね。
前編:初めて行く船宿を選ぶ時に重視するポイント
1.ホームページ、ブログの更新がこまめで誠実かどうか
船宿もインターネットを使いこなす時代になっておりまして、ざっくり8割くらいの乗合船を出している船宿はホームページかブログを保有しています。また、そのうちの殆どは釣果情報を更新しており、今何を狙いに行っているのかと、どのくらい釣れているのかということを日々発信されております。
船宿を運営している人たちはあまりインターネットリテラシーが高い人達では無いことが多く、年配の船長や女将さんが運営しているホームページは今どき訪問者数カウンターが付いていたり、大学のHTMLの授業で作ったようなホームページも会ったりするわけですが、それはそれで味があってあまり嫌いではありません。めっちゃ見にくいけどw
釣り人は日々更新される釣果を見て「自分が釣りたい釣り物が釣れている宿、釣れそうな宿」を選ぶわけです。ので釣果情報が最重要なポイントであることに間違いはありません。年配の常連客が多い船宿は釣果は電話確認だったり、友達に電話で聴いたりが多いようですが、そういう船宿は僕はあまり選びません。面倒くさいので。
また、釣果の更新で残念なことが2つあります
・釣果を盛る船宿
個人的な感想ですが、すべてではないですが茨城県にある船宿は釣果を盛る(TOPの人で20匹なのにTOP40匹と書く、など)傾向があり、信用ならないなあと思っています。それでも釣れていれば行ったりするわけですが、あまり期待しすぎないようにしています。
・釣れていないと更新しない船宿
気持ちはわかりますが、渋い日(魚が沢山釣れなかった日)の釣果を更新しない船宿はたまにあります。直前でキャンセルをする人を防止したい気持ちもわかるのですが、貴重な一日を使うわけなので釣れてる時もそうでないときもいつもどおり更新して欲しいと思います。
また、instagramやTwitterをやっている船宿は釣果情報がタイムリーに更新されるのでよりポイントが高いです。
2.気心の知れた釣り仲間からの評判が良いか
大体釣りたいものと釣宿が決まったら、釣り仲間に「■■港の◯◯丸って乗ったことありますか?」と聞いてみます。
これは釣り仲間が増えてきたというのもあり、「あの人はこういう釣りやってるだろうな」とか「◯◯丸に行ったよ!」みたいな話を覚えておいて、大体”アタリ”をつけて聞きます。
仲間の評判、信頼できる第三者の評価というのはとても大事でして、これは仕事をしてツールやサービスを選ぶときも必ず聞くようにしています。みなさん大体そうですよね?
信頼できる仲間からあまり良くない情報があったら余程でないと行かないです。また、勘所の良い釣り仲間ですと、「無口で無愛想な船長だけど、こっちから話しかけると丁寧に教えてくれるよ」など、釣りを楽しむため・有意義な時間を過ごすためのTipsまでくれたりしますので大変助かります。
全く予備知識0の船宿に行くこともありますが、ホームページには書いていない暗黙のルールなどが存在する船宿もあったりするので、情報量が多い船宿は良いのですが、人知れず最低限の情報更新と常連だけで営業が成り立っている船宿に行くときにはなるべく気心の知れた釣り仲間に紹介してもらうか、一緒に行ってもらうようにしています。
3.Google検索やFacebookのレビューを見る
第三者のレビューも大事です。が、船宿と釣り人には合う合わないがありますので、どこの船宿を見てもいい評価・悪い評価が混在します。
僕の経験上ですが、レビューすべてが高評価という船宿は見たことがありません。
見るべきポイントとしては、船長が丁寧だった、たくさん釣らせてもらった。という高評価や、船長の態度が悪い、全然釣れなかったという低評価も多少は参考にするわけですが、僕が注意してみるべきだと思うレビューは
A:常連びいきがすごい
B:あまり釣れなかったけど一生懸命やってくれた
の2つです。ちなみにAは少ない分にはあまり気にしませんが、あまりに多いと「ああ、そういう宿なんだな」と予約を控えます。Bに関しては自然が相手なので釣れないときもあるわけですが、そういうときも頑張ってくれたのかどうかというのは大事だなと考えているから重視しています。
そりゃあド新規よりも常連さんを贔屓したくなる気持ちは当然わかるのですが、あまりに贔屓されると常連になるまでの期間が辛いですからね。良い席を取ろうとせっかく早く並んだのに、遅くやってきた常連さんが優先されたりというのはげんなりしてしまいます。
こう考えると僕が新規の船宿に行くときは
1.ネットで情報を検索する
2.知人に聞いてみる
3.ネット上のレビューを見る
と、度のサービスでも通用するオーソドックスな情報収集をするということがよくわかりました。
SaaSも船宿も一緒ということですね。これが言いたかった。
ただ、「初回無料」の船宿は無いわけなので「1ヶ月無料」などのトライアルプランがあるSaaSに比べると2.3.を慎重に行う傾向が強くなります。
1.で前述した「釣果を盛る船宿」というのは、広告とかはたくさん見るけど、評判最悪だったりとかする会社と同じような感じになりますね。一回自分で使ってみて「全然効果でないじゃん」とか、使ったことがある人に「あれって効果盛りすぎだよ」みたいに聞かないとわからないのがまたタチが悪いです。
また、障害が起きた時にすぐブログやSNS、利用顧客向けのMLで告知を行うようにしているのも、いいところだけではなく悪いところも見てもらってinstを選んでもらいたいと思っているから、というのと似ています。
3.の常連びいきが嫌いなのは、昔求人広告の営業をやっていたときに、最初は小規模の顧客に1ページ5万円とかの単価でコツコツ頑張って営業してたのに、大手顧客は1番でかい枠使っても数千円だったり、無料だったりする不公平感が嫌いだったのが影響していると思います。
また、SaaSと違うところというのは無料トライアルがないので慎重に、というところ以外に
・暗黙のルールがあったりする場合がある(価格askとかなってるのはそもそもSaaSではない)
・そもそも新規客を獲得しようとしてない船宿がある(情報更新してないSaaSはない)
本当は、もっとマニアックに「そんなところ見てるのか、そこ重視するポイントだったのか!」みたいなのを続けて書きたかったのですが、ここまでで約3000字弱と長くなってしまいましたので、続きは後編に書きたいと思います!乞うご期待。
それでは。
Kosuke
※釣りネタ書くときはめちゃくちゃスムーズに筆が進むなあw
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