百利あって一害くらいしかないプチ炎上の旨味

百利あって一害くらいしかないプチ炎上の旨味

inst石野@ファスティング3日目(絶食1日目)です。

2月9日で肉(ニク)の日、なのに何も食えない。

HR/ベンチャー界隈はたまに炎上するということですが、先日は仕事を給与で選ぶ人と働きたくないという女性人事のTweetが一瞬賑わいました。

敢えてここで再度晒すことはしませんが、別に界隈でのプチ炎上なんて、ちょっと業界や職種が違ったら「え?そんなことあったの?」みたいな、本当の意味で対岸の火事なわけですし、百害あって一利なしくらいに思われていますが、僕的にはタイトルの通り逆に百利あって一害くらいしかなく、プチ炎上には旨味がたっぷりと思います。

なのでみんなもっと過激な発言すればいいのに、SNSで。

僕に「炎上」というイメージを与えてくれた事件も、もう5年も前のことになってしまい、これまでにもこういったネタは数度書いているのですが、今回の件を踏まえて整理して再度書いてみたいと思います。

1.まずそもそも対して燃えてない

自分や近しい知人のタイムラインでちょっと賑わってるな、という程度の炎上は炎上とは言えないと思います。

少なくとも今回の件はプチ炎上より一歩手前のボヤ程度のものでしょう。

記憶に新しいHR/ベンチャー界隈の炎上といえばマイナビの学歴フィルタ問題ですが、あれでせいぜいプチ炎上から中程度の炎上という感じだと思います。ヤフーTOPにでましたからね。あれは特に広報の火消しが秀逸でした。マイナビが操作ミスで学歴フィルタバリバリ使ってるよ!的な論点から、学歴フィルタってのがそもそも問題だよね的に話題が逸れていき、最終的には全員がずっこけそうなほどの「そんなことあるわけねえだろ」の火消し対応をしたわけですが3日もすれば全員忘れてたという。

ここで大事なのがもう一つで、炎上なんて超一過性のもので、そんなに後に引きずるものでもないということです。だから結局気にする必要なんて無いというのが僕の意見です。

2.ビジネスで起きる炎上の多くは良い炎上である

基本的に炎上には2種類あります。

A:良い炎上→賛否両論あるもの
B:悪い炎上→倫理・道徳・法律的にNGなもの

ビジネス上で起きる炎上は多くの場合がAに分類されます。マイナビ学歴フィルタ問題も、やりがい搾取人事発言問題も基本的にはAです。擁護と対立に意見が分かれる、つまりは賛否両論だからです。

ただ、いくらビジネス上とはいえ、例えば従業員や経営陣、組織ぐるみの犯罪行為などはBに分類されます。そんなの言わなくてもわかるよね。

一方、例えばバイト先の飲食店で非衛生的な行為をしたり、人に迷惑がかかりそうな行為を撮影したりして再生回数を稼ぐために動画SNSにUPしたりして大批判されるのがBです。ただ、この場合も炎上が広がりTVやネットニュースで報道がなされたりして行為自体の知名度がグンと上がってしまうと、再生回数にブーストが掛かります。ただ、多くの場合は批判的な意見ばかりを集めるようになってしまったり、所属組織から罰せられたりクビになってしまったりという結果となり、その後も消せないデジタルタトゥーとして残ってしまい、あたかもネット上で罪人扱いされてしまったりします。ので倫理・道徳・法律的にNGなことはしないのが1番です。※倫理と道徳のレベル感の線引は難しいですが

3.”によって煽られた記事はの目に留まる

良い炎上の場合、基本的に賛否両論だ、と伝えました。

その場合、基本的に賛否のバランスが大事なわけですが”賛”がめちゃくちゃ多いのは炎上とは言わずに普通にバズ動画・バズ記事・バズツイートになります。が、”賛”が多いバズ投稿1回でフォロワーがめちゃくちゃ増えるということは基本的にありません。良質なコンテンツを継続的に提供してくれそう、という場合にのみバズ投稿はフォロワー数増大につながる傾向にあります。

"賛"は拡がりをあまり見せないのですが、”否”はメチャクチャな速さで拡がっていきます。

今回のマイナビ問題然り、やりがい搾取人事発言然り、「こんなことやって駄目だねえ」「人事のくせに頭おかしいんじゃねえの」という否定的なTweetをタイムラインで目にして、自分でも批判的なTweetをかぶせてという人の連続で炎上が起きているわけです。

が、否で拡がったTweetでも、中には「いや、そういう見方もあるよね」というそれを肯定的に受け取る人にも必ず届くのです。賛否両論なわけですから。そうしますと、拡がったら拡がっただけ、ファンが増える可能性があるわけです。批判的な意見で拡散されてしまったとしても結果としてはファンを増やすきっかけになってくれるのです。

僕も2017年の某W社騒動のときに実感したのですが、過去最多の会社問い合わせ数(ひやかしや取材含まず)は当該月でした。そしてその後、「あー、あんたんとこあのときW社の悪口言ってた会社ね」みたいなことを言われた記憶はありません。ので僕にとっては得しかなかったと記憶しています。

4.”はすぐ消えて忘れ去られ、好意的なファンが残る

”否”を唱える人がたくさんいたとしても気にすることはありません。なぜかというと彼らは当事者ではないわけで、アンチだったことをすぐ忘れるからです。

直接的に嫌なことをされたのであればまだしも、「こんなけしからん(と俺が思う)ことを言っていた赤の他人」のことまでいちいち覚えていないのです。

これも僕の炎上体験からお伝えできることがありまして、「INSTの石野です」と自己紹介して「あ、もしかしてW社上場のときに炎上させた?」と言われたことは今まで一度もないからです。大抵がその場にいる誰かが炎上芸人として紹介してくれるか、話題がなければ自分で暴露するわけですw

未認知=アンチになることはないということです。

ただし、「ブログ見てます、W社上場のときは大変でしたね」というニュアンスで言っていただくことはあります。認知=ファンとまでは言わないまでも、認知をした後に嫌いなやつのブログやSNSを継続フォローする人は少ないということですね。もしかしたらブロックされたりしてるかもしれませんが、それはそれで別に今後の生活に影響がないので全然いいですw

例外1:あなたが敵をひとりも作りたくない場合

タイトルにも書きましたが、一害くらいはあります。それは許容しましょう、というのが僕の意見なのですが、もしあなたが敵を1人も作りたくない場合、アンチを生み出したくない場合は炎上をしないような当たり障りのない発信を続けていくべきです。

ただし、そういった発信はあまり面白くないので、フォロワーを増やすにはTikTokで乳を揺らすなどの工夫をこらしていく必要がありそうな気がします。大変けしからんですが、ああいったコンテンツもターゲットが明確ですし、広告出稿は憚られますが(僕を始め)中小企業経営者にリーチするにはとても優良なチャネルな気もしますが、あそこに広告出したらコンバージョンは得られないだろうなと。

例外2:実名顔出しで会社に迷惑がかかる&社長のケツの穴が小さい場合

会社に迷惑をかけたりしたくない場合は匿名でやればいいと思いますが、実名顔出しの場合は会社に迷惑がかかるような発言は控えたほうが良いのかもしれませんが、僕はプチ炎上くらいなんでも無いと思うので、経営者の度量次第かなと思います。

まあそんな事を考えながら、僕はきれいごとを並べるのではなく、賛否両論あっても、僕のことを知ってくれてファンで居てくれる方がいる限り、マイペースですが発信は続けていこうと思います。

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それでは。

〜今日のトレーニング〜
胸と腕day。
・チェストプレス
・ダンベルアームカール
・ベンチディップス
・ケーブルフライ
・ロウケーブルフライ
・トレッドミル30分

〜今日の雑感〜
Audibleでソロモンの偽証2周目読了(聴了?)。寝ながら聞いて飛び飛びだったところが補完されて極めて良い感じでした。聴き放題になったから次は何聞こうかな〜?マシュー南の番組は面白かった。松浦亜弥、35歳で3児のママなんですってね。

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