Appleを本気で卒業しようかと思っています
Appleが好きでした。
いつまで好きだったか、と考えてみると、やはりJobsが存命だった時まででしょうか。
Jobsが封筒から出した銀色の物体を見た時に、「もう絶対買おう」と心に決めました。そして、ミーハーな僕はすぐにJobsの本を買い、封筒型のMacBookAirケースも買いました。5,000円くらいしたと思います、あのケースどこ行ったかな。。。
あり得ないくらい薄くて、電池も持つ。それまで10年?くらい使っていたWindowsOSじゃなくなる不安なんて、Appleの素晴らしいUIの前には全くの無意味でそれからApple製品の虜になりました。
今もこの記事はMacBook Airで書いていますが、転職などの紆余曲折もあり、通算5代目です。5台目か。どっちでもいいか。
はじめて買ったスマホもiPhoneでした。ガラケーからのiPhoneはセンセーショナルすぎました。当時Androidも業務で必要だったので購入しましたが。。。。もう全然だめ。カクカクして動かないし。
※今思えば悪名高きREG◯Aだったんですけど。
それから数年間、Appleは僕の心をときめかせ続けてくれました。ハードウェアのデザインだけでなく、マーケット戦略、アプリケーションの素晴らしいUI、PassbookやFacetimeなどの新しい発想。
それが、今はなんだか、Appleの新製品発表会を楽しみにしていない自分がいます。
AppleWatchがついに発表され、賛否両論ありますが、僕はいらないです。
だってカッコ悪い。
Jobsが生きていたら、あの製品は出ていたでしょうか。
iPodの試作品を、エンジニアが発狂するくらい「小さくしろ」と指示して、やっとの思いで上がってきた試作品をコップの中に沈めて、エンジニアが本当に発狂する中、JobsがiPodからぷくぷく立ち昇る泡をみてエンジニアに言った一言。
「まだ空気が入る。その分小さくできるはずだ。」
これはもう本当にすごい。
今のAppleのデザイナーの人も、間違いなく超一流だし、すごく考えに考え抜いてあのデザインを上げてきているはずです。でもなんとなく、僕はもう「Appleはイノベーションを生み出せる企業ではなくなってしまった」と思っています。
理由は2つ。
テクノロジーの進化がAppleの進化に追いつき、追い越してしまった。
狂気とも言えるコダワリを見せるJobsがいなくなり破壊をしなくなった。
なんとなくそんな気がしています。
iPhone6にときめかなくなり、金色とグレーがカラバリで加わったMacBookAirも、もうあんまり欲しくない。むしろ、iPhone5で十分だし、USBポートが新しくなりすぎて、周辺機器買うコストが掛かり過ぎると思ってしまいます。
次にAppleのように僕の心をときめかせてくれる会社はどこなのでしょうか。誰なのでしょうか。
なんとなくイーロン・マスクっぽい感じがしてます。Teslaのかっこよさは、あの時のMacBook Airと同等いやそれ以上です。※まあ買えませんけど。
かっこいいですねー。ガルウイングの7人乗り電気自動車SUV。
それでは。
Kosuke
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