琴奨菊関の優勝で話題になった「ウインブルドン現象」ってご存じですか?

INST石野です。

先日の大相撲初場所で琴奨菊関が優勝を飾りました。おめでとうございます!この優勝は「日本人力士による10年ぶりの幕内優勝」であったということで、いつもよりもニュースに取り上げられておりますね。

そもそも相撲は言わずと知れた日本の国技でありますが、僕は全く相撲に詳しくありません。観戦はしたいなと思いつつもまだ未経験であまり関心もなかったのですが、ここ数年はモンゴルやその他の諸外国出身の力士に優勝をずっと奪われ続けていたのくらいはわかりました。でも日本人力士の優勝が10年ぶりのとは知らず。ちなみにこのことをウィンブルドン現象と言うらしいです。

興味を持ったものは調べてみるがモットーなので調べてみました。雑談のネタにでもどうぞ〜

 

語源はもちろんテニスのウィンブルドン選手権

もちろんその「ウィンブルドン」とはテニスの世界的大会、ウィンブルドン選手権のことで、もともとは開催地イギリスのローカルな国内大会だったのをレギュレーション変更して「世界各国の選手参加できるよ」としたら、地元であるイギリス人選手が全然優勝できなくなった、ということ

門戸を開放した結果、外来勢が優勢になり、地元勢が消沈または淘汰されることを指す単語として金融やビジネス界でも使われているようです。全然知らなかった。ウィンブルドン現象なんて初めて聞きました。

他にあるウィンブルドン現象の事例としては

・サッチャー政権による大胆な金融規制緩和でイギリス金融機関が外国籍企業にじゃんじゃん買収された

・日本の電機メーカーが白物家電や自動車をアメリカに輸出強化した結果、クライスラーやGMが破綻した

・日本の女子プロゴルフに海外選手が参加し、日本人ゴルファーが賞金女王になることが減った

などがあるそうです。(Wikipediaより)

まあ、もちろんこのウィンブルドン現象には賛否両論あり競争により活性化し望ましいという見方と、在来のものが除外され望ましくないという見方があるとWikipediaにも書いてあります。おっしゃるとおりです。

 

大相撲は2000年以降はモンゴル勢が大活躍、白鵬つよすぎワロタ

 

ちなみに相撲は10年間、日本人幕内力士優勝から遠ざかっていたわけですが、琴奨菊関の前の優勝は2006年初場所優勝の栃東関で、その後の優勝は

白鵬(モンゴル)   :35回
朝青龍(モンゴル)  :10回
日馬富士(モンゴル):7回
鶴竜(モンゴル)  :2回
琴欧州(ブルガリア):1回
把瑠都(エストニア):1回
照ノ富士(モンゴル):1回
旭天鵬(モンゴル※):1回 ※旭天鵬は2004年に日本に帰化したので正確には日本人(モンゴル出身)

となっており、モンゴル出身力士がマジ強いということがよくわかります。特に白鵬すごすぎ。琴欧州とかって1回しか優勝してなかったんですね。びっくり。大相撲協会が朝青龍の引退後の問題行動や、外国人力士ばっかり優勝するのを見て「各部屋とも外国人力士は1名までね」とかいうルールになったぽいです。

ちなみに現在2名以上の外国人力士が在籍している部屋もちらほらありますが、それは「外国人力士が2名まで」とされていた時に帰化させて採用したりしていた時の名残っぽいですね。

 

日本人の心境としては「日本人力士」を応援したいのもわかる

これはすごくよくわかります。相撲の競技人口は減っているらしく、新弟子検査に応募0というときもあったとか。制限枠がある今でも幕内力士の約3割が外国人もしくは外国出身の力士だそうです。ジャパニーズドリームを夢見る外国人の方に門戸をフルオープンにしたらそれこそ全員外国人力士とかになって「日本の国技がー」みたいな声が上がりそうなのもよくわかります。

ラグビー日本代表がWカップで大活躍した時も「外国人ばっかりで何が日本代表だ」という人たちもいましたしね。帰化したり、他の国での代表経験がなければ制限はあれど日本代表になれるのに

 

グローバル化、では片付けられない相撲界

今回調べてみてわかったのですが、相撲はもともと宗教的な意味合いも強い競技であり、例えば女性が土俵に上がれない、というのもずっと昔からあるルールです。大阪府知事の大田房江さんが知事杯授与で土俵に上がれなかったことを「男女不平等だ!」と騒ぎたてられたのですが、横綱審議委員会にいた内館牧子さんが「伝統の世界に男女共同参画の概念を安易に持ち込むべきではない」と一刀両断したこともありました。

自国出身の人を応援したい、という気持ちもわかりますが、この相撲という国技はグローバル化という一言では片付けられない世界のようです。すべてがビジネスではないというわけですね。深い。もっともっと発展していって欲しいですね、相撲は。

 

ウィンブルドン現象、というキーワードをきっかけに調べてみた大相撲のことですが、ビジネスの世界では間違いなくウィンブルドン現象は「競争原理が働いて活性化することがあるので好ましい」と思いました。ビジネスはグローバルでオープンになっていくべきだと思っていますし。ですが、わびさびが大事な世界もあるんだな、と思いました。一応日本人らしい伝統を重んじる考え方ももっているんだよ、ということで今日は全然雑談のブログでした。

それでは

Kosuke

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