生産性向上を謳う日本人材機構の生産性が劇的に低い件

生産性向上を謳う日本人材機構の生産性が劇的に低い件

INST石野です。

~2/9 10:54に2点ほど補足を加えました~

NewsPicksで記事広告などを見たことがある方もいらっしゃるかもしれない日本人材機構


※同社のHPのキャプチャです

ジーニアスの三上さんがNPコメントで指摘をされておりましたので、私も自分で調べてみたのですが

驚きの生産性

でした。ので本領発揮と参りたいと思います。

まず、こちらの資料に一通り目を通していただくことをおすすめします。PDFがDLされるかブラウザで開くかと。

1期目→赤字2.4億、2期目→赤字6.6億。 ( Д ) ゚ ゚メダマドコー 

ご存知でない方もいらっしゃるかもしれませんが、この会社は

人材紹介会社

です。

※同社資料より

株式会社ではありますが、政府主導で設立された「地方創生」を目的とした人材紹介会社。それも経営幹部に特化、ということです。

まあわかりやすく言うと

地方って後継者不足とかで産業はあるのに大変だよね
 →地方に経営幹部を紹介できたら地方創生になるよね
  →よっしゃやったるか!

と国が主導で立ち上げた会社ということです。志は素晴らしいですね。私も千葉に引っ越しましたのである意味地方創生しているのでしょうか。

まず、HPを見ますとこちらのページの下の方に決算公告が載っております。

そちらによりますと、な、な、なんと

[1年目]
売上:400万円、営業経費:2億3,300万円→当期純利益:

△2億4,600万円

[2年目]
売上:3,600万円、営業経費:6億8,600万円→当期純利益:

△6億6,000万円

。 。
/ / ポーン!
( Д )

コロコロコロ…
( Д )  ..。..

マジでメダマドコー

経営幹部の人材紹介ですから、地方という事を鑑みても年収500万円を下回ることがないと仮定して、紹介手数料30%だとしても

1年目:3名(1期目は8月~3月までの変則)、2年目:24名の転職支援成功と思います。

全社で月2名の決定って。。。社員数何人いるんだと調べますと、ミドルの転職には「法人全体:17人/人材紹介部門:3人」とあります。人材紹介会社なのに紹介部門以外はなにやってるんですかねw

こちらの資料によると40名とも書いてあります。

たとえ社員は17名でそのうちの3名しか紹介事業やっていなかったとして、社員一人あたりの年間売上が200万ちょっとしかないとは。。。

〜補足〜
ちなみにですが、一般的な人材紹介会社ですと、新卒に毛が生えたレベルで1ヶ月1名決定が標準。売上にすると年間2000-3000万円くらいを一人で稼げることができます。日本人材機構の生産性はその10分の1程度ということです。

生産性を向上を謳っておきながら、同社の生産性は激悪です。紹介会社としては私が知る限り日本一の赤字を垂れ流している会社ではないかと思います。というか、その赤字って我々の血税で賄われているわけですからね。ちょっと納得がいきませんね。

そもそも人材紹介ビジネスは立ち上げるのはそんなに大変ではありません。「人材紹介 立ち上げ」でGoogle検索して1位に出てくるこちらのブログ記事によると、人材紹介スタートアップはキャッシュ・フローは安定しやすいがレバレッジは効かない。とあります。わかりやすいブログですなあ。

・決定単価がある程度高い(年収の35%)
・利益率も確保できる
・設備投資があまり必要ない

ので、そんなに無駄金使わなければ赤字になることなんてほぼないのです。

そしてそこに来てこの採用難な時代なわけで、通常の人材ビジネスの会社は業績を過去最高に伸ばしていてもおかしくはありません。そこに来てこの日本人材機構は年間6億円以上も赤字を垂れ流すとはなにをやっているのか全くわかりません。

やってみたけど地方には人材紹介の受け入れ体制がない、客が悪い、的に批判して売上が出ない言い訳をされている模様です。

人材確保は他媒体のスカウトメイン???

まず、社名検索でミドルの転職への掲載は確認しました。

ただし求人掲載は0件、コンサルタントは4名掲載があります。ユーザーレビューもありません。

人材バンクネットにも掲載がありました。

こちらには3名。

イーキャリアFA、日経キャリアNET、マイナビ転職エージェントサーチには掲載がありませんでした。DODAとかRANとかはわかんないからねー。ビズリーチも会員登録すらしてないから見れない。

〜補足〜

とご指摘いただきましたので調べたところ、DODAは未使用、RANも未使用の模様です。

DODAで自社求人は出している模様です。

これによると年収:700-1300万円だそう。まあまあ高いね。というか業界的には超高いかも。

応募条件を見て納得。

【必要業務経験】
■必須条件:
・事業会社での経営企画・事業開発のご経験
・経営者あるいは事業会社の経営企画部門などで事業成長を推進した実務経験
・経営全体を俯瞰し、課題の発見、解決を主体的におこなってきたご経験

■歓迎条件:
・M&A/IPO経験者
・公認会計士、税理士資格

などと超ハイスペックです。ちなみに俺応募できるなw人材紹介の経験は問うてない模様です。

少し上に書きましたが、一人あたりの年間売上200万で年収700-1300万支払っていたらとしたら赤字になるの当たり前です。

どんな人が働いているのか調べてみたらみんな超ハイスペック

社員数は明確にはわかりませんでしたが、企業HPには社員の名前も出ていますので、ググってドコでなにをやってた人なのかを調べてみました。

まず、社長の小城さんについてはなにも調べなくていいでしょうw

1984年 通商産業省(現経済産業省) 入省
1997年 カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社 入社
1999年 同社 取締役
2000年 株式会社ツタヤオンライン 代表取締役社長(兼任)
2002年 カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社 代表取締役常務
2004年 株式会社産業再生機構 入社
カネボウ株式会社 代表執行役社長(出向)
2007年 丸善株式会社 代表取締役社長
2010年 丸善CHIホールディングス株式会社 代表取締役社長
2013年 同社 代表取締役社長 退任
株式会社西武ホールディングス 社外取締役(現職)
2015年 株式会社 ミスミグループ本社 社外取締役(現職)
2016年 金融庁参与(現職)

東京大学法学部卒
プリンストン大学ウッドローウィルソン大学院修了(国際関係論専攻)
東京大学大学院経済学研究科博士課程修了 博士(経済学)(専門 経営組織論)

はい、すごいすごい。

取締役の栗本興治さん、はターンアラウンドマネージャーのようですね。事業再生の専門家。詳しい経歴はわかりませんでした。

堀口新太さんは、公認会計士のようです。株式会社MBSという会社に所属のようです。※代表は別の人だけどTOPページには堀口さんの写真。トーマツ、ボスコン、パレスキャピタル、支援した冷凍食品の会社の社長、という経歴です。

鍋島康友さんは、ジャフコ、ファーストリテイリング、ジュングループ執行役員というのがFacebookで確認できました。人事畑出身のようですね。

若松秀明さんは、三井住友銀行から株式会社サティスファクトリーインターナショナルに入社し、取締役になっていたようです。同社のホームページの役員紹介の欄には今は掲載がありませんでした。

矢野俊介さんは、情報がWebにはありませんでしたが、Facebookでそれっぽいアカウントを発見しました。リクルート系の人が共通の知人で結構いるので、元リクで人材紹介経験者でほぼ間違いないかと思います。

渡邊信彦さんは、ISID出身のようです。ISIDで執行役員、経営企画室長を歴任してご自身でもジャパンネクストジェネレーションという会社のCEOのようですが、HPは見当たりませんでした。こちらによると事業構想大学院大学の特任教授も務めているようです。株式会社innovisionのCOOともありますが、そちらのHPもありませんでした。

松永亮さんは、サーチファーム・ジャパン出身のようです。ミドルの転職に掲載されていました。この人も人材紹介経験者。

平尾紳一さんも人材紹介経験者のようです。ミドルの転職に掲載されています。出身企業まではデータがありませんでした。

岩崎俊一郎さんは、この方も事業再生系の人材っぽいですね。詳しい経歴はわかりませんでした。

木村学さんは、同姓同名がたくさんいすぎて全然わかりませんでした。エグゼクティブ・サーチに居たと書いてあるので人材紹介経験者でしょう。

鈴木峻生さんは、この方も事業再生系の人。

あとはミドルの転職に載っていた

木暮 良徳さん、は人材系出身ということでFacebookで検索すると共通の知人が多数。しかもほぼ全員インテリジェンスなので、元インテでしょう。

寺嶋 聡ニさん、も人材系出身とのこと。調べてみるとこの人もインテ系っぽいです。インテリジェンスエグゼクティブ・サーチの検索キャッシュに残ってました。

人材バンクネットに掲載されているのが
※人材バンクネットによると社員数29名(7名が紹介部門)だそうです

中田健彦さん、も人材系出身。リクルートエグゼクティブサーチのページにまだ掲載されています。出向中かな?

塩間 範子さん、もリクルートエージェントですね。でもライアスという会社のHPに執行役員として掲載されているので、もう辞めたのでしょうかね。ライアスの社長の前原さんは人材系では有名な方ですね。前原さんも日本人材機構在籍してたんですね。

とまあこんな感じです。少しググれば誰でもわかりますけどね。人材系企業出身の人達以外はめちゃくちゃハイスペックな人ばかりですね。常勤で週5勤務してたらいくら志を共にしても1000万円とかじゃ雇えない気がします。

ちょっと長くなりましたが、こんだけリクルートやインテ出身のメンバーがいて、年間売上3600万円ってどうなんでしょうか?人材紹介やってない事業再生系の人達は高いコンサルフィーを取れる方々だと思うのですが、再生成功した時の成功報酬なのでしょうか?

ちなみに蛇足ですが、転職会議に1件だけクチコミがありましたがひどいことになってましたよ。

・人件費と経費を湯水のように使っている
・週1しか来ない超高給取りがいる
・社長と役員のパワハラで離職率激高
・社員が気に食わないとすぐ給与を下げる

と書いて、存在価値を問われておかしくない、とまで。流石にコピペは出来ませんからね。

こういうところに税金使われて、民業圧迫どころかそれ以下ですね、本当に。

あ!日本人材機構のご担当者様、生産性を上げたいなら当社のINST Messengerもぜひご検討下さい!200社を超える実績がありますよ!

それでは。

Kosuke

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