従業員を信頼しない性悪説マネジメントが嫌いです

INST石野です。

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※ブログにまとまらないような細切れアイディアとか毒舌意見とかつぶやいてます

 

先日、こんな記事を見かけました。

電車遅延のたびに必ず遅刻する社員をどう処遇するか

ネット版毎日新聞の「職場のトラブルどう防ぐ?」というカテゴリで、相談者の質問に専門家(ここでは社労士)が答えるというコーナーの1記事なのですが、ざっくりまとめますと

・電車が遅延すると遅刻してくる社員をどうにかしたい
・遅延証明書があれば遅刻扱いにならず減給されたりはしない社内規定
・電車が遅延しても遅刻してこない社員もいて相談者としては全員にそうなって欲しい

という内容でした。

これを見て僕はこうつぶやきました

 

※「を」が2回連続してるのは打ち間違いだわw

 

いや、本気で虚構新聞かと思いましたよ。毎日新聞ですよ?こんな記事出して良いのでしょうか。
※まあ毎日新聞グループのマイナビは有給取得のありえない理由、とかで炎上してたからね。そういう社風なのでしょうね。

 

おそらくこの相談者は電車が遅延したときに遅刻してくる社員が「おっし!今日は電車遅れてるから遅延証明書貰えるし、ゆっくり会社行っても大丈夫だな!」と、定時に間に合うような努力をしていないのだろう、と疑っているのでしょう。

とても残念な会社ですし、残念な考え方の管理者の人です。そして毎日新聞は極めて残念な媒体です。

 

従業員と会社、労働者と雇用者の関係は平等であり、雇用契約はもちろんのことながら、その上に成り立つ信頼関係がとても大事です。

悪役キャラの僕が言うのもなんですが、究極のマネジメントはシンプルに言うと「信じる」ということ以外にないと思います。

 

管理、という日本語が悪いのかもしれませんが、日本人はとにかく「性悪説」で人を管理するのが好きですよね。

あいつは管理しないとサボりそうだから、というのが性悪説でのマネジメントです。

カビが生えそうな労働基準法は「労働時間」をベースに作られている時代遅れの法律で、それに基づいて作られている就業規則なども2018年も後半に差し掛かろうとする現代には到底マッチしていないものが多いです。

従業員に本来求められるべきなのは「きっちり決められた時間働く」ということではなく、「成果を出す」ということのはずで、それができない愚かな管理者は可視化や標準化がしやすい「労働時間」のみにフォーカスします。

なので、そういう管理者のもとでは、台風の日にいつもより早起きして遅刻しないように出社するという普通に考えたら狂気の沙汰としか思えない完璧な社畜が出来上がってしまうわけです。

労働時間や行動量で管理するマネジメントをされているのであれば、あなたは会社に信頼されてません。

卵とニワトリの問題ではないですが、まずどっちがどっちを信じるべきか、というと会社が従業員を信頼するのが先であるべきと思います。信じてやってみてもらって、それでも駄目なら「成果が出ないやつが悪い」ではなく、「成果を出させてあげられない自分が悪い」と経営者・管理者が考えて行動をすることでしか、労働者にとっての働きやすい環境はもちろんのことながら、雇用契約の上に成り立つ信頼関係などは産まれないのではないでしょうか。

 

これもたくさんRTやいいね!をいただきました。日本の経営って矛盾だらけですね。

僕はこういったのが嫌いなので、自分が正しい、と思うことを貫けるように今後も経営していきたいと思います。

 

※いつもは大体3000字を目標にブログを書いているのですが、頻度をもっと上げていこうと1500字程度のこういった短いブログを記事数どんどん書いていきたいと思います!

しつこいようだけどtwitterもよろしくね!

それでは。

Kosuke

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