細分化されるSaaSは絶対解や唯一解でなくて良いと思う
クリスマスイブは東京湾のタチウオとデート予定のinst石野です。
※強風のため25日に変更しました
この12月に返信フォームのGoogleカレンダー連携をリリースし、日程調整用Botの再販を開始しました。
Googleカレンダー連携に関してはリリース初日にバグが見つかりご迷惑をおかけしましたことをここに改めてお詫び申し上げます。
なのでここ数ヶ月は日程調整について色々考えることが多かったわけですが、結局のところ「これ!」という絶対解は無いという結論に達しました。
「おいおい、そんなことで自信持って自社のツール販売できるのかよ」
という方もいらっしゃるかもしれませんが、それは致し方ないことなのです。
うまいラーメン日本一を決めるとしましょう。グランプリはきっと「美味しい」という人が一番多かったラーメンであって、決して全員が美味しいと評価したラーメンではないはずです。
こう考えるとすんなり行くのに、ビジネスツールや、個人カスタマーとやりとりをするコミュニケーションツール、そして日程調整の方法などに関しては唯一の絶対解を求めがちなのは少し不思議に思ってしまいます。まあ気持ちはわかる気もするんですけどね。
業界や業務によってより細分化されてバーチカルになっていくSaaSに関しては、メジャーなやり方とは違うけど「そういうやり方ってありだよね」というのを狙っていっても良いのかなと思ったりするわけです。
例えば、今回instがSMS配信ツールと組み合わせた日程調整モジュール(社内でこう読んでる)は、多くの日程調整ツールがGoogleカレンダーの空き枠を相手に対して提示するのに対して、「この日程なら大丈夫」と自分で提示したい日程のみを選んでその中から相手に選んでもらうという全く違うスタイルです。
Googleカレンダーの使い方は人によってまちまちですし、本当にスケジュールがパンパンの忙しい人もいれば、僕みたいに「KWHG(カワハギ)」とか「AKHT(アカハタ)」とか「玄界灘遠征」という謎スケジュールがまばらにしか入っていない人もいるし、そのどちらも空き枠ポコっと抑えられちゃうと「うわー、そこ埋められちゃうかー」みたいのってあると思うんですよね。
なので、すべての人にとっての最適解ではないし、最大派閥にとっての絶対解ではないことは理解していながら、「そうそうこういうのを待ってたのよ」という一部の人にフィットすればいいかなと思って今回のGoogleカレンダー連携の機能を開発・リリースしました。
そこにプラスして、自動化・半自動化による効率化、いわゆるDX支援を目的として
・当日NG機能
→面接・面談の実施が当日OKの会社もあればそうでない会社もあると思うのでフラグ立てを任意にしてあります
・LINE Botとの連携
→24時間365日、こちらが提示した空き枠から希望日程を回収することができる
などの機能を追加してあります。
※LINE BotとGoogleカレンダーの連携は年初を予定しています。
また、instのサービスはそもそもSMSがベースになっているので、「いや、メールでしょ」という方もいるでしょうし「電話が基本よね」という方もいるでしょう。ただ、instがもうじき会社設立から6年を迎えられそうなのはそういった中でも「SMS”も”ありだよね」という方々が一定数いらっしゃって、成果が出続けていることの証明になると思っております。
ここでももちろんSMSがベストなコミュニケーション方法だとは思っていませんし、それも人それぞれ、会社によってまちまち、タイミング次第であることに間違いはないわけです。LINE Bot然りです。ただ、それもありなんですよ。方法として知っていて損は無いはずなのです。
ですが、もし自社にフィットするかもと思っていただけたり、コンセプトに共感いただけたり、PlanB・PlanCとしてそれもありだな、と思っていただける方がいらっしゃいましたら、お気軽にお問合せやデモのご予約をいただければ嬉しいです。
それでは、皆さん。よいクリスマスを。
〜追伸〜
いつもはあまり自社PRとかはしないブログなのですが、数年来の某知人に「そういえば石野さんってなにやってるですか?(釣り以外で)」と聞かれて、サービスの売り込みとか全くしなかったなと反省したのと、その知人が即導入を決めてくれて「もっとPRしなさい」と言われてしまったので今日はちょっと営業っぽいブログになりました。
それでは。
あの業務もこの連絡もSMSでできる?すぐに使えるテンプレート11選&基本の考え方(全30ページ)
※資料請求後、すぐに電話をすることはありませんのでご安心ください