新人を泣かすほど厳しい新入社員研修について考える

INST石野@すっかり筆不精です。

3月から新しい期に入り、サービスコンセプトなんぞ練りなおしたり、営業管理ツール導入したりしております。

気づけば4月に入ってからブログの更新0。それを見かねた人材紹介コミュニティの平田さんからトスアップを頂きましたので、重たい筆をとってみたいと思います。平田さん、いつもありがとう。

 

「皆さんの会社は採用ミス」と言い放った研修会社社長の発言が話題に

4月、新しいスタートを切った人も数多くいるでしょう。就職、転職、入学など。着慣れないスーツに見を包んでいる若者や、大きめの学生服を身にまとった中高生などは非常に微笑ましいですね。そんな時期に決まってあるのが新入社員研修です。

その新入社員研修を請負う会社の社長の発言「皆さんの会社は採用ミス」というのがTVで放映されるやいなや話題になっているとのこと。どうやら、新入社員が泣くほど厳しい研修内容もさることながら、自身が就職した会社の社長の名前を知らなかった新入社員がいた会社の人事?の人に向けて「皆さんの会社は採用ミスです」と言い放ったのがやりすぎではないかと言われている模様。

まとめてある記事もありました。

採用ミス発言!株式会社心と足立裕志社長の経歴とは?【画像】

このブログ自体が結構きな臭いブログで、話題になっているキーワードと煽るような内容でブログ記事を下記PV稼いでいる系ですので参考程度にご覧いただければと。

 

実際に自分の新入社員研修はどんなもんだったか思い出してみる

基本的に僕は厳しい内容の研修は否定しません。僕は2005年に新卒入社でしたので、新入社員研修を受けたのは11年も前の事になります。はるか昔。。。

当時のインテリジェンスの研修は座学の研修が1~2週間、その後合宿での全体研修があってからの、事業部配属されて事業部ごとの研修だったと記憶しております。合宿での全体研修はたしかリンクアンドモチベーションさんのダーウィンという研修だったかと。

11年も前の研修の名前を覚えているのは、その研修は結構厳しかったからです。泣いている同期もいましたしね、実際。研修の内容はリンクアンドモチベーションの方がお客様役を演じ、5人1組くらいでチームを作り、そのお客様にサービスの売り込みをするというものでした。そのお客様は基本的に理不尽で「なぜお前はスーツじゃないんだ」とか(研修の服装は自由で、半分くらいの新入社員は私服だった)、「なんでうちの会社のこと調べてないんだ」とか(仮想的なお客様なのでHPなんかないしw)、「なぜ全員の意志が統一されていないんだ」とか(うまく立ち回れる人だけが喋っていると別のメンバーに説明を求めたりする)まあ、理不尽をかなり突きつけられました。

しかも一切笑顔を見せないんですわ、リンクアンドモチベーションの人。研修が終わった時に「はい皆さん、お疲れ様でした〜」と満面の笑みを見せてくれた時は、ホッとした反面、うっすら殺意すら覚えたのを記憶しています。

 

とりあえず理不尽に耐える力を身につけておいて損はない

リンクアンドモチベーションの人に理不尽を突きつけられても基本的には「はい、申し訳ございません」「出直してきます」と言うしかありません。「そんなのしかたねーだろ」と言ったらそこでおしまい。研修終了(修了ではない)になっていたことでしょう。

まずは理不尽に耐えるということを学びましたね。そして、サラリーマンを10年経験し自分で会社を1年やってみて思うことは「理不尽に耐える力を身につけておいて損はない」ということです。特に組織人として生きていくのであれば。

研修はあくまで研修ですが、ビジネスの世界は極論をいうと稼ぐか稼がないかで生きるか死ぬかが決まります。すごい嫌な担当者にサービスを売らなくてはいけないことも全然あります。その時に「うっせー!お前みたいな奴にうちのサービスは売らなくてもいいんだよ!」なんてことは基本的には言えませんね。大クレームになります。

また、社内でも理不尽な先輩はたくさんいるでしょう。だってそれぞれ立場や役割がちがうわけですからね。同期だってライバルだったりするわけですし、同じ会社だからといって全員が自分の味方というわけではありません。

そんな時に理不尽に耐える力はすごく役に立ちます。自分の論理でいくと「絶対相手が間違っている」ということでも一旦は理解する(もしくはしたふり)をすることが必要な場面もあります。キレたら終わりですからね。

 

研修講師経験者が語る「こんな研修は危ない」レベルとその理由

実は新入社員研修で講師をやったことがあります、僕。社内のではなく、社外のですよ、もちろん。で、その僕の私的な意見ではありますが、こんな研修は危ないよというのを幾つか書いてみたいと思います。もし新入社員の方でこんな研修受けてる、という人はもしかしたらあなたの会社はブラック企業なのかもしれません。

 

危険度レベル☆
大声を出させられる

そんなに危険度は高くないですが、大声をだす研修、ありますね。自己紹介を大きな声で!みたいな。大きな声を出すことって、得手不得手あるでしょう。僕は野球部だったので、問題なかったのですが。「腹の底から声出してみろ!」というのがあったら少し注意が必要。

[理由]
クルマと同じように人間にはリミッターがあります。多くの場合、そのリミッターは「理性」です。大きな声を出すことで、「理性」を崩壊させ、肉体的・精神的なリミッターを解除させ、非日常の体験をさせるというのが大声を出させる理由です。砲丸投げの選手が大声で叫んだり、シャラポワが「んっ!」と声を出したりするのは肉体的なリミッターを解除するためと言われていますね。

 

危険度レベル☆☆
道行く人と名刺交換させられる

これは不動産系やリクルート系の会社でよくありますね。東京駅とかのサラリーマンが多いところで「すいません、新入社員で名刺交換研修でして」と名刺交換をやらされるやつ。これは大声出すよりたちが悪いです。

[理由]
法人への飛び込み営業ならまだしも、この後縁もゆかりもないだろう人に名刺交換を求めるなどは狂気の沙汰です。度胸をつけるため、という名目でやる企業も多いようですが、他の付け方があると思いますよ、度胸。あと、こういうのやってると会社の評判が落ちますよね。青山◯インランドとか名刺交換したらしつこく電話かかってくるから、絶対交換しちゃダメ。

 

危険度レベル☆☆☆
罵倒する&罵倒される→からの瞑想

相手の悪いところを大声で言って、人格を否定するもしくは講師に自分を全否定される。自己認知のひとつの方法ではあります。そして、その罵倒の後は穏やかな音楽を聞きながら瞑想&穏やかな声で「あなたは出来ますよ〜生まれ変わります」というのがセットになっているのが常套手段。

[理由]
これは、マインドコントロールの典型です。精神状態を不安定に追い込み、わらにも縋りたい、なんでも信じやすい状態にしておいて都合の良い論理を植え付ける。マインドセット研修!とか書いてあったら要注意。セットは会社の都合のいいようにセットされるだけですからね。

 

危険度レベル☆☆☆☆
肉体的に追い込まれる

泊まりの研修で寝れない、くらいならまだしも、何キロも走らされたり、穴を掘らされたり、肉体的に追い込まれるような内容も要注意です。こういう研修得意にしてる会社ありますけど、全く意味わかりません。

[理由]
これもマインドコントロールの典型だからです。まともな判断が出来ない状態にして、刷り込む。チームワークとかそういうのが醸成できるとか言うレベルではないです。

 

危険度レベル☆☆☆☆☆
全裸にさせられる

さすがにこれはオフィシャルに見たことはありませんが、「恥を捨てる」みたいな意味であったとかないとか聞いたことがあります。もう完全に基本的人権の無視!日本国憲法に違反しております。

[理由]
まあ、賢明な人であれば、新入社員研修で脱がされたらその会社は辞めたほうがいい、と判断するでしょうね。なんで脱ぐのがいけないの?という人は一度精神鑑定などされることをお勧めいたします。

 

とまあこんな感じでしょうか。研修担当の人は「自分が新入社員の時はこんな研修受けたから」と厳しい研修を企画したりするかもしれませんが、世の中は変わってますよ。ソーシャルにシェアされて「ブラックだ」と言われそうな研修の内容はやらないほうがいいですね。

 

それでは。

Kosuke

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