オンラインコミュニケーションスキルについて考えてみた
INST石野です。
このブログを御覧の方で「1年以内に石野に会ったよ」という人はどのくらいいるでしょうか?
ほとんどいないのではないでしょうか。まあ千葉に引っ込んで7ヶ月経ちますしね。
もちろんブログだけご覧になっていただいていて、1回も会ったことがない人もたくさんいらっしゃると思います。
↓ブログだけでなくSNSやってます↓
ですが、1回以上会ったことがある方は、そんなに疎遠な感じはしないのではないでしょうか。振り返ってみると「そう言えば石野に最後に会ったのって2年前だわ」みたいな、そんな感覚になるのではないかなと思います。
僕は完全にオンラインの住人ですので、皆さんと比べてもオンラインの繋がりからビジネスが産まれるというのが圧倒的に多いですし、今でこそオーガニックでの流入が多くなったこのブログですが、創業当初はほとんどがFacebookからのトラフィックでした。友達付き合いもほとんどがFacebook/twitter上で賄えている印象です。
で、僕の持論ですが、オンラインコミュニケーションスキルが高い人は仕事もできるし、友人としても親しくなりやすいなあと。これは十分条件であって必要条件ではないのですが。
同じ会社の同じ拠点に勤務しているのであれば毎日顔を合わせますが、別に実際に会ったのは数回なのにもう何年も前から友達だったかのように親しくなったり、一緒に「こういうことやろうよ!」となるほどに信頼関係が築けてしまうのは、ひとえにオンラインコミュニケーションの賜物ではないかと。
ですので今日は、僕が思う「オンラインコミュニケーションスキルが高い人」の特徴をいくつか挙げて見たいと思います。
Facebook/twitterに投稿をある程度している
必要最低限の条件として、Facebook_twitter、どっちも全くやっていない、アカウントは持っているけど放置、という状態の人は基本的にオンラインコミュニケーションスキルが高いとは言えないでしょう。
オンラインコミュニケーションを語る上では、もうこれ以上ないコミュ障です。というか目と耳と口がないようなもんですよ、このSNS時代ですから。
僕の意見が偏り過ぎかもしれませんが、Facebookアカウント持ってない、とか、友達とだけの間で狭く利用したいので仕事の付き合いの人とはFacebookで繋がりたくない、というのはビジネス面においてもかなり損をしているように思います。
また、アクティブであるという状態はいくつかあると思いますが、オンラインコミュニケーションスキルが高い人はROM専(見ているだけ)ではなく、自分から発信をしている人、つまりはある程度投稿を行っている人が多い傾向にあります。
FacebookはおっさんSNSと呼ばれ、海外でのLinkedInのようにおっさんたちの仕事の投稿や求人案内で溢れておりますが、それでもFacebookというプラットフォームを使って日々発信をしている人ほど、僕のようなアクティブ率が高いFacebookユーザーにとってはその人を目にする機会が増えます。対面接点で考えてみると良く顔を合わせるとかよくすれ違うなどという状態に近いでしょう。それが積み重なると「何度も顔を合わせた気になる」。これがまず第一のスタート地点かなと。
恐らくですが、これが冒頭書かせていただいた「石野と全然会ってないのにそんな気がしない」という不思議な状態の正体かなと。久々に会って飲む友達でも「いやー、考えてみたら前回会ったのって1年前だったのに全然そんな感じしないね」という会話が産まれるのであれば、それはあなたかその友達どちらかもしくは両方がある程度アクティブにSNSを活用しているということの証拠にほかならないでしょう。
投稿の内容は仕事Onlyだとしても適度な絡みがある
先程申し上げましたようにLinkedInがあまり普及していない日本ではFacebookがビジネスSNSの役割を担っています。
そのせいか、20代以下の若いユーザーがFacebook上には殆どおらず(いてもアクティブでない)、おっさんSNSと化しています。そして投稿内容は仕事の内容が多いなと。まあそりゃ若いユーザー離れるわなw
皆さんの周りにもいると思うのですが、あまりに仕事の投稿ばかりしている人、特に仕事の投稿をするときだけFacebookにログインして、それ以外は基本なにもしない、という人はどういう印象になるでしょう?そういう人は友達削除をしないまでもフォローを外してその人の投稿がフィードに流れてこないようにするのではないかと思います。
逆に仕事の投稿ばかりでも、相手に悪い印象を与えないためには、適度な絡みであったり、仕事外の投稿なども重要になってくるなと思います。自分の投稿によくいいね!してくれたりコメントしてくれたり、というのは、さっきの「SNSに投稿をする=何度も顔を合わせた気になる」のように考えますと、「SNSで適度な交流がある=立ち話をする」くらいの効果はあるのではないかと。オンライン八方美人感、とでもいいましょうか。
会話をすればそれだけお互いのことが理解できるようになりますし「会話をした」という事実は親密度を上げるために必要な条件の一つです。
逆に、「この人いいね!したりコメントくれたりシェアとかしないな」という印象なのに、飲み会や商談などで対面接点を持つと、「あのときの投稿、面白かったですね」とか言ってくれる方もいます。で後ほどチェックしてみるとその投稿にはいいね!をしていないのです。こういうROM専の人は、オンラインコミュニケーションスキルをUPするためにぜひいいね!やコメントを少ししてみる、というを試してみてはいかがでしょう。
せっかくアクティブに「見ている」のにアクションを起こしていないのであれば、見ている先の相手はあなたに取ってアクティブに映るかもしれないのですが、見ている先の相手にとっての貴方は非アクティブに映りますからね。オンライン片思いですね。
レスが早い
このオンライン時代、亀レスな人は仕事ができない人、と断言して問題ないと思います。
Facebookメッセンジャーでやり取りをするようになると、既読/未読の時間がわかるようになります。いつ見たのか、ということね。で、送ったメッセージが既読になっていても返信が遅い人はあまり好きではありません。まあ僕が極度のせっかちだというのもあるのですがw
会社のルールで勤務中のSNS利用がNGとか、SNS利用してるのが上司にばれると怒られる/気まずい、というようなレベルが低い会社に勤めているのであれば、それはもう辞めましょう。そのほうがあなたのためです。
「お前みたいに暇じゃねえんだよ」と言われる方も多いと思いますが、ある程度アクティブにSNSを使っていて、僕的にオンラインコミュニケーション力が高いな、と思う人達は一般的に見たらすごく忙しい人が多いように思います。でもその人達はびっくりするほどレスが早い。
メッセージの返信や、投稿のチェックをしていいね!をしたりというのは別にものの数秒でできる作業です。
1日の仕事の中でそんな数秒のスキマ時間も捻出できないような人は仕事ができる人ではないでしょう。恐らくメールの未読もたくさんあって、仕事がどんどん後手後手になって自分のところに仕事を貯めて、毎日22時まで残業しても「明日これやらなきゃ」みたいな。
仕事ができる人は無数にある1日のうちのスキマ時間でどんどんタスクを処理していきますし、メールやチャットのやり取りを自分で止めることを嫌う人が多いですね。
まあ極論ですが、「忙しい」って言ってる人に仕事できる人ってあんまりいない印象っすね。
テキストだけでしっかりと物事や状況の説明ができる
これはビジネスに関連するスキルと思いますが、今後さらに重要視されるようになると思っているスキルです。
細かなニュアンスや少し面倒くさいことを説明するときに「電話をしたほうが早いしちゃんと伝わる」という人は多いでしょう。ですが、そんなときに電話をせずにテキストチャットでもきちんと説明ができる人はオンラインコミュニケーションスキルが高い人と言えるでしょう。
自社でチャットサポートを提供していても思うのですが、現在の状況を整理してきちんと伝える事ができる、しかもチャットでという人はそんなに多くない印象です。「使い方がわからない」とか「ちょっとマニュアルと違う」などのトラブルシュートでチャットをしているとすごくよくわかります。
例えばスクリーンショットを共有すれば「画面の右上の表示がどうなっていますか?」「えっと◯◯になっています」とかいうやり取りも発生せず、相手方に正確な状況を共有することができるのに、「スクリーンショット」という言葉がわからずそこで問い合わせの会話が途絶えてしまう人がいたりします。
対面して会話をする、電話をする、というのは確かに相手方に情報を伝える方法として有効であることには間違いないのですが、最大のネックはお互いの時間を拘束しあわないといけない、ということです。音声メモ録音して残す文化って日本にはあまりありませんしね。Voicyとかがそういう文化作っていくのかな?
なので、テキストでの説明というのは相手の時間も邪魔しないし、あとで読み返すこともできるし、チャットで送れば相手が読んでくれたか読んでくれてないかまでわかりますから、身につけておいて損はないスキルかなと。
とまあ、少し長くなりましたが、こんな感じではないかなと。あとはこのR25の記事でえとみほさんも言われていましたが、困ったときや自分の仕事の話だけメッセしてくる人はイケてないですね。イケてる人ほど無駄話が多い印象ですw
※えとみほさん、毎回「飲みましょう」か「スポーツ観に行きましょう」だけのお誘いですいません。。。
とまあ、前半だけ見るとFacebookアクティブに利用してみるといいことがあるかもしれないよ、という中身のない記事になってしまうので最後に付け足した感が否めませんがお許しくださいw
でも正直、起業してからの3年間を振り返りますと、Facebookがなかったら今のように会社は立ち上がっていなかったのではないかと思っています。なので僕はオイシイ思い?をしたので、今でもアクティブなのでしょうね。
とはいえ、Facebook離れはどんどん進行しておりますし、アルゴリズム変更によって(広告を買わない)商用投稿の表示回数が意図的に減らされているようですので、twitterも徐々に投稿しております。Facebook上で3年ほど集客も友達付き合いもしていたので、twitterはあまり顔見知りがおらず、ブログよりも過激に発言しているときもあります。
Facebookアカウントはこちら
※友達申請はお会いしたことがある方限定。それ以外でしたらフォローいただければと。
Twitterアカウントはこちら
※別に鍵垢ではありませんので、ご自由に!
私はオンラインの住人なので、千葉に来る機会があまり多くない方は、ぜひフォローいただければと思います。
それでは。
Kosuke
あの業務もこの連絡もSMSでできる?すぐに使えるテンプレート11選&基本の考え方(全30ページ)
※資料請求後、すぐに電話をすることはありませんのでご安心ください