人材紹介・人材派遣の売上UP施策にSMS配信が選ばれる3つの理由
通常営業中のINST石野です。明日からの三連休は台風らしいですね。。。ミサイルだったり台風だったり踏んだり蹴ったり。
ご存知の通り、INSTのメインのビジネスはSMS配信サービス「INST Messenger」の提供であり、送った分だけ15円/通という非常に小さい数字の積み上げではありますが、創業2年半で200社弱のお客様にご利用をいただけるようにまで成長しました。
「人材ビジネス向けにサービスを提供しよう」という思いで起業をしたわけではありませんが、創業とほぼ同時に「まず取りに行くマーケットは人材ビジネスだ」と戦略的に意思決定をし、マーケティングやブログ執筆をしてきました。そしてそれは自分で言うのも何ですが非常に成功したと考えております。
創業した2015年当時は、SMSを業務に組み込んでいるという人材ビジネスの会社はそこまで多くありませんでした。ニーズは潜在的であったわけです。そこに対しての啓蒙にも近い提案活動を続けていったわけですが、コレだけ選ばれるには「人材ビジネスとSMS配信の相性の良さ」があると思いまして、そこについて書いてみようと思った次第です。
SMS利用でいうの売上UPをシンプルにイメージできる
人材紹介ビジネスは非常に利益率が高いです。入社するかしないかというゼロイチのビジネスではありますが、決まったときの報酬は転職者の35%程度と、1ショットの金額で100万はほぼ余裕、200万を超えることも全然普通にあります。
営利活動をしている法人がなにか新しいサービスの導入をするときのシンプルなモチベーションは
売上が上がるかコストが下がるか
のどちらかしかありません。利益を上げるためにはそのどちらかしかありませんから。そしてわかりやすいのが「売上を上げる」方です。
SMSの利用方法として、一番多いのが面談設定率のUPのための利用です。そしてこの業務に対してSMSの利用によって売上UPをシンプルにイメージできるということが「SMSと人材ビジネスの相性の良さ」の1つめの理由です。
まず、面談設定率のUPについてですが、平均的な面談設定率(求職者の呼込み成功率)は50-60%程度です。ここに40-50%の改善余地がありまして、そこに対してSMSを送ることで5-10%面談設定率が改善するという実績が出ています。まあ単にSMSを送ればいい、というわけではなく、そこにノウハウがあるんですけど。
ということは、単純に5-10%面談数が増えるわけですから、理論上は売上が5-10%増えると考えても不自然ではないわけです。では、それに対してどれだけのSMSを送るかというと、大体平均的には月間のエントリー者数×1-3通程度をイメージしていただければ問題ありません。ガッツリ送る会社で1人に対して3通くらいと言う感じです。
皆さんの会社の月間エントリー者数は何名くらいでしょうか?例えば200名エントリーがある会社であればMAXでも600通×15円=9,000円/月で月間の売上が5%上がる可能性がありそうだったらいかがでしょうか。イメージしやすいんじゃないでしょうか。
集客に限界を感じ、歩留まり改善に目が向き始めた
この数年は近年まれに見る採用好景気です。どこの会社でも「人が足りない」と耳にします。ということはどんどん人材ビジネスへのニーズが高まり、採用単価も売上もどんどんUPしているのではと思います。俺もINSTを人材紹介会社で立ち上げてたらもっと儲かってたかな。。。
で、以前もブログで書いたかもしれませんが、人材ビジネスは集客×進捗率×進捗率×進捗率・・・で売上が弾かれる(まあ実は他のビジネスでもほとんどそうなんですが)わけで、多くの会社の目線は「集客」に向いていました。
が、これだけ採用好景気が続き「歩留まりを改善する」というところに目を向けてくる会社が増えてきたのです。そこに課題感を持つ会社が。というか、労働人口はどんどん減る一方ですし、獲得単価は上がり続けますし、自然な流れなんじゃないかなとも思います。
「集客×進捗率×進捗率×進捗率・・・」というのは、一番最初に蛇口を捻って持っているバケツに水を貯めて運んでいく過程でバケツに開いていた穴から少しずつ水が漏れ出て、最後には残り少なくなっている。。。みたいなものでイメージできるのですが、多くの会社は「どれだけ集客できるか=蛇口を目一杯捻るか」にフォーカスをしていたのが、「ちょっとバケツの穴、マジで塞いだほうが良くない?」という人が少しずつ増えてきたと。
それがINSTのサービスとハマったので、たくさんのお問合せをいただけたのではと思っています。
おかげさまで創業当時は「は?SMS?1通15円?高いよ、5円くらいにならないの?」と言われることもありますが、効果を実感していただいているお客様からは「石野さん、15円でやっていけるんですか?」と心配されることのほうが増えました。安心してください。ちゃんと生きてますw
これはタイミングが良かったということですね。
プレイヤーが多い割に業界が狭く、口コミで評判が広がった
人材業界は人材紹介1.7万社、人材派遣2万社とすごくプレイヤーが多い業界です。そしてその中にいる人達のつながりは驚くほど強く、ドコドコ出身の人が立ち上げた新しい会社、であったり知人の紹介での転職も多いように思います。
また、経営者の方々の横のつながりも強く、某紹介会社の社長が集まった飲み会(石野は参加してない)で、あるユーザー企業の副社長様が「INSTのSMS、メッチャいいよ」的なお話をしていただき、そこに居合わせた別の紹介会社2社の社長から即日問い合わせ電話があり、受注に至ったことなどもあります。
※実はその某W社のH副社長はINSTのTOPクライアントの1社でもあり、No.1アンバサダーです。紹介企業数はTOP。いつもお世話になっております。
起業したときに、「テレアポをしないで売れるサービス」にしたいと思い、創業2年半1回もアウトバウンドの営業をしていないことは一つの自慢でもありますが、正直ここまでハマるとは思いませんでした。
同じ採用マーケットの中でしのぎを削り合うライバル企業でも紹介しあってくれるなんて本当に嬉しい限りです。中には「ある会社の方から勧められたんですが、実は元同僚なんですが今は競合にいるので、誰からの紹介かというのは彼の立場を悪くしてしまうかもしれないのでお伝えできないんです。。。」という方もいらっしゃいました。
ブログもたくさんの業界の方々に読んでいただけているのでスゴく嬉しいです。最近は放火魔とか炎上社長とか言われておりますが、全然普通ですので、ビビらずにぜひお問合せをw
「人材ビジネスにターゲットを絞る」という戦略はハマったわけですが、1個だけ後悔?していることがあります。
それは「他の業界への導入がおもったより進まない」ということですw
なぜなら、日々の問い合わせの殆どが人材ビジネスのお客様であり、他業界からのお問合せが少ないかつ、営業が僕しかいないため他の業界に対して打ち手が打てないという現状がありまして。。。これは今後セールスの採用だったりWebマーケでカバーしていきたいと思います。
実は人材業界から派生して企業の新卒採用や中途採用での利用も増えましたし、専門学校が学生を獲得するためだったり、資格スクールの会社で資料請求からの商談設定までであったりと、徐々には他業界で利用も増えているんですけどね。
もし当社サービスをご利用頂いている人材業界のお客様で「この業界使えるんじゃない?」みたいなのがあれば、ぜひ口コミで宣伝をお願い致します!
お問合せは会社サイトからお気軽に!
30日無料トライアルも受付中です
http://www.inst-inc.com/messenger
それでは、皆さん、台風が来ておりますが、よい週末を。
写真はPVがUPするという噂のSnapmartで購入した水着写真ですが、記事内容とは全く意味がありませんことをここにお知らせするとともに、著作権違反ではないことをご報告いたします。現場からは以上です。
Kosuke