センスがある/ない、ということについて考察

INST石野です。

最近はtwitterで色々発信をし始めたりしておりまして、かなーりBlog更新がご無沙汰で申し訳ありません。

長文書くのダルいとか言わずに頑張って書きたいと思います。

 

今日はタイトルにもある「センス」について考察してみたいなと。ちなみに洋服とかそういうののセンス、とは違って仕事をする上でのセンスなので、あらかじめ。

 

個人的にも(というか仕事の話一回もしたことないw)仲良くさせていただいている、えとみほさんがこんなtweetをされていまして、僕もちょこっと考えてみようかと。
※えとみほさん、snapmartの代表退任、お疲れ様でした!5月からも新天地で頑張ってくださいね!

 

センスがない人は果たして何が悪いのか?

仕事をしていて「あーこいつセンスねえなー」と感じたことがある人はかなり多いのではと思います。僕なんか人よりも数倍は性格が悪いですので、たまに「キミ、センスないね」と面と向かって言い放ったりします。イカンね。

ですが、「センスがない」という状態、はたまた「センスがある」という状態はどういうことを指すのでしょうか。

まあ前提として、「おい、石野。お前は自分でセンスあるのかよ。」というツッコミを頂きそうではありますが、今回は仕事をする上でのセンス、ということに焦点を絞って書こうと思っておりますので、一応会社を0から立ち上げて3年潰さずに経営ができている、ということである一定以上の仕事のセンスはあると思って聞き流してくださいよ。

さて、センスがない人の話に戻りますと、どんなときに僕が「センスがないな」と思うのかを考えてみる。

・要領が悪い→センスがいい人は要領がいい
・理解力が低い→センスがいい人は一を言ったら十を知ってくれる
・意思決定が出来ない→センスがいい人は転職で選ぶ会社なども筋がいい

などなどこんな感じでしょうか。んー、センスが悪いヤツってのは何が悪いかわかった。

だ。

そう、アタマが悪い人はセンスが悪い。センスがいい人はアタマが良いのだ。

これは数学が得意とか、東大に合格するとかいう学力の問題ではなく、生き残るための頭脳や成功へ近づくための思考回路ををしっかり持っているというアタマの良さを兼ね備えている人がセンスが良いのだ。

センスがない人は救いようがないと、えとみほさんも言っている。バカは死んでも治らない、というのはまあそういうことなんだろうなと。

 

もうちょっとセンスがあるを掘り下げてみる

「お前、頭悪いね」と言われたら、余程心が広くない限り、大体カチンと来るだろう。「センスがない」と言われると、まあそれでもカチンと来るけど「頭が悪い」と言われるよりはまだましな気もする。

「センスはないけど努力でカバーします!」、と言われたらと「お、なんか頑張ってる感じするな」と思えるけど、バカはいくら頑張っても救いようがない気もする。

いつかどこかで、すごく頭の良い人が「頭が悪いね」というのをやんわりオブラートに包んで伝えるために「センスがない」というように言い換えた説が僕の中でかなり有力。伝え方が9割、というのは本当なんだなと思う。

 

それだとブログにならないのでもうちょっと深掘りして考察してみると、センスがある状態というのは以下のような状態であると思う。

・情報収集力に長け、また自身の意思決定のために必要な情報の取捨選択が出来る
・理解力に優れ、物事を知っている(暗記する)だけでなく、考えることにより正解に近い解を出せる
・未来予測力があり、様々なリスクやシチュエーションを想定し、実現可能性も含め仮説立てが出来る

・そして、これらの思考回路を早いスピートで回すことができる

まあ、なのでセンスがある人は仕事が出来る。仕事ができる人は早くて正確。なぜ正確かというと上記のような能力があるからに違いないだろう。

受験のテクニックを身につけなくても難関大に合格する人、とかはそうなんだろうなあ。

 

センスが無いことによる悲劇

また、センスがない人が起業したりすると、更に悲惨。

サラリーマン時代は仕事量でカバーできていたものができなくなるし、そもそもセンスがない脳みそで考えたビジネスモデルはたいしてスケールもマネタイズもしないだろうし。

「あれ?このビジネスめっちゃ新しくね?考えついた俺天才?」と思ったら。まずやってほしいのは「そのビジネスモデルが世に出てないのは、自分よりセンスがいい人が一回は考察したけど『儲からない』って意思決定したからだ」と自分を疑うこと。これはマジでお薦め。

また、センスがある人は発言や思考が示唆に富んでいるので、話していても面白いし、SNSなどでフォロワーが多くつきやすい。これはインターネット社会でビジネスにおいてすごく重要である。ある程度知名度がある有名人はフォロワーはつくけど、全然有名でもない一般ピーポーな僕らがビジネスをしていく上で、センスがあるかないかというのはマーケティング視点でも死活問題になってくる。

資金調達して広告費や人件費に突っ込めばいい!と思う人も多いかもしれませんが、消費者は広告に騙されなくなってきてるからインフルエンサーって人が出てきてるわけだし、これから膨らみ続けるであろう採用費と人件費に金つぎ込む、っていう意思決定がもうセンス無いよね。

 

センスが無いことは別に悪いことではない

まあここまでけちょんけちょんに書きましたが、別にセンスが無いやつは死ね!と言っているわけではないです。フォローになってないかw

センスが良くても怠けたら成果は出ませんし、センスがなくても頑張れば成果が出るかもしれない。あと人によって目指す「成果」も違うのでね。多種多様、十人十色です。

例えばイケダハヤトさんとかは、東京から離れて田舎暮らしして、1人でアフィリで稼いで生活されているわけですので、独立して個人事業主になるという意思決定をするときにセンスが発揮されたのでしょうね。センスがあるというのは己を知る能力にも関係していそうな気がしてきました。

一番罪な「センスがない」のは、無知を無知と気づかずに「センスがある」と思い続ける、ということなんでしょうな。

 

私も頑張って精進していこうと思います。

 

それでは。

Kosuke

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