ゼロイチ思考の危険性について

ゼロイチ思考の危険性について

inst石野です。

朝出社してブログを書いてからジムに行くという新しい生活ルーチン構築中です。

さて、今日はよく見かける「ゼロイチ思考」の危険性について考えていこうと思います。

ゼロイチ思考とは

ゼロイチ思考というのは僕が今考えついたネーミングですが(もしかしたら以前に誰かが使ってたらすいません)簡単に言うと

AorB

というやつです。

例えば、在宅 or 出勤、とかお昼ごはんラーメンとパスタどっちがいい?とか、導入するツールはSalesforceとサイボウズどっちにするべき?とかそういうやつですね。

いわゆる二者択一。どっちかを選ぶと、選ばれたほうがイチで選ばれなかったほうがゼロになるので、ゼロイチ思考と表現してみたのですが、この思考が危険だなと思っている理由は「厳密な二者択一なんてそんなに存在しない」と僕は思っているからです。

なぜ人は究極の選択が好きなのか?

・暴走トロッコが走っている。そのまま走らせれば10人死ぬけど、進路を切り替えれば1名の犠牲で済む。

・恋人と母親が溺れていてどちらか片方しか助けられない。

・ウ◯コ味のカレーとカレー味のウ◯コ。

究極の選択が好きな人ってたくさんいますよね。こういった問いに自分なりの根拠や考えを巡らせて「こっちだ!」と答えるのは楽しかったりするんですが、僕が断言できるのは

そんな究極の選択を求められるシチュエーションなんてほぼない

ということです。暴走トロッコどころか鉱山で働かない限りトロッコ自体見ることもないでしょうし、なんで彼女とオカンが一緒に泳ぎに行ってるねんwwwとツッコミどころ満載です。

小学生が大好きなウ◯コ味のカレーとカレー味のウ◯コについてはいずれも生成の難易度が高すぎて、普通にカレー味のカレー作ったほうがコストも掛からないし美味しいし誰にも迷惑がかからないはずです。

なので究極の選択なんて考えるだけ時間の無駄なのです。思考のトレーニングにもなりません。

人間がこういった究極の選択が好きなのは「意思決定力があると思わせたい」「論理的思考力があると思わせたい」という承認欲求が働くからではないかなと思っています。

orではなくandで考えることのススメ

世の中はどんどん柔軟になり、様々なところで多様性が求められる時代になっています。

ゼロイチ思考の人は意識していないうちにどんどん考えが凝り固まってしまいとても危険です。

ビジネスでいっても、1社で正社員という働き方は長らくスタンダードだったわけですが、正社員で働きつつ副業をする、3社で業務委託でバランスよく働くという働き方も生まれてきているわけで、柔軟な働き方を選択する人にとって会社選びは二者択一のゼロイチ思考ではなく、複数選択可のアンド思考になってくるわけです。

今回のコロナ問題で在宅ワークやリモートワークの導入が進んだわけですが、ここでも絶対にゼロイチで毎日出社か完全在宅にする必要もないわけなのですが、それで悩んでいる経営者や労働者もたくさんいるわけで、それをアンド思考で考えると週2在宅とかそういう働き方もありますよね、ということになります。

会社や組織でルールを作るときに大事なのは理不尽な平等性を求めないということです。あくまでも許容が大事です。理想は出社したい人は出社すればいいし、出社したくない人はしなくてもいい。評価は同様に行うよ、というスタンスが重要ですね。ここで評価を同様に行えない会社は「出社して机に座っている」という行為に金を払っていたわけで、猛省して欲しいと思うわけです。

それ本当に二者択一?を疑おう

もちろん世の中には二者択一の意思決定をしないといけないときもあったりします。ですが、まず第一歩として、それが本当に二者択一なのかを疑う事が大事です。どちらかを選ばないといけないと決められているのはなぜなのか。orではなくandでダメなのか。

一見二者択一に見える今日のランチをラーメンかパスタにするという問題も、死ぬほど悩んで泣く泣く片方を諦めるのであれば、コンビニでラーメンとパスタを買ってきて友達とシェアしたり1人でラーメン屋とイタリアンをはしごして2人前食べたっていいわけです。

ビジネスにおけるツール選びもそうです。

例えばSaaSのサービスを導入するときに、資料請求して説明を聞いてデモを見て、どれか一つを無料でトライアルしてOKそおうなら実際に使うというフローを採択する会社も多いと思いますが、とりあえず全部トライアルのアカウント作ってみて併用してみたらいいじゃん、と思うわけですよね。あと、使ってみてAはここが足りないけどBはそこが足りないとなったら本利用で併用したっていいわけです。まあSaaSに自分たちのオペレーションを合わせていくのが本来正しいやり方なわけですが。

経営者の人たちも「両方やってみたらええやん」とドシッと構えるのがいいですね。

「あ、俺ゼロイチ思考だな」と思った方は、アンド思考を使って柔軟性を養ってもらいたいわけですが、きれいな奥さんがいるのに六本木ヒルズのトイレを使ってアンド思考などをすることのないように注意を促して本日のブログは簡単ですがこちらで締めさせていただきます。

それでは。

Kosuke

Twitterやってます

この記事をシェアする

60分無料オンライン相談受付中。

業務プロセスの自動化・AI化で収益性・サービス満足度向上を支援します。

INSTの人材ビジネス業務プロセスコンサルティング
INST 3BD

あわせて読みたい

【導入事例】ミライユ様 | 面談率108%、決定率120%!トライアルの実証実験から、全事業部へ展開へ。

【導入事例】ミライユ様 | 面談率108%、決定率120%!トライアルの実証実験から、全事業部へ展開へ。

INST 3BD導入事例インタビュー:ミライユ様 人材紹介は「応募が入ってから、どれだけ早く・確実に面談へつなげられるか」で成果が大きく変わります。一方で、時間外応募への即時対応や、架電の追いかけ業務は現場負荷が高く、運用の属人化も起きがちです。 今回は株式会社ミライユ様に、INST 3BDのトライアル導入(実証実験)から、効果検証を経て利用範囲を拡大するに至った経緯を伺いました。 お話を伺った方 株式会社ミライユ様 取締役 鈴木様 インタビュアー:株式会社INST 石野 導入の背景:時間外応募対応と、現場の架電負荷 石野:まず、INST 3BD導入前に感じていた課題感を教えてください。 鈴木様:人材紹介の現場だと、応募が入っても連絡がつかないケースが一定数あります。繋がるまで追いかけ架電をするので、どうしても繋がりづらいかたがリストに残っていくため、工数がかかってしまいます。 一方で、タイミングよく繋がった人は意向が高いので、そこを確実に面談につなげたい、というのが大きいですね。 実証実験:3BDを使うチーム/使わないチームで比較 ミライユ様では、INST

By 石野幸助
INST Blogをリニューアルしました!

INST Blogをリニューアルしました!

INST石野です。 ずっとやりたいと思っていた、旧ブログ(10年前に作ってもらったWordPress)をフルリニューアルしました。しかもひとりで。 リニューアルの背景 御存知の通り、INSTは創業すぐに僕がこのブログを書き始めて、それをほとんどの集客源に法人顧客の開拓を進めてきました。 その昔は炎上したり、バズったりと色々書いていたのですが、AIの登場もあって、ブログを書く手が進まなくなり、Podcastにシフトしたりして色々やっておりました。 AIの登場でなぜブログを書かなくなったのか?というのは、生成AI登場以降はネット上のコンテンツの殆どがAIが生成したものになってしまい、人間が書いたブログなんて書ける量も決まっているし、どんどん埋もれてしまっていくのではないか?と思ったからです。 本当にブログはもうオワコンなのか? ブログはもうオワコンなのか? 世間一般的にはそうなのかもしれないです。あまりブログを書く人も多くなくなりましたし、その昔は「アルファブロガー」という言葉もありましたが(懐かしいw)、今では「インフルエンサー」という括りになり、発信

By 石野幸助
ポッドキャストのメリットと継続するコツ

ポッドキャストのメリットと継続するコツ

inst石野です。 Blogをご覧になっていただいてる方は、(多分)御存知の通り、僕はポッドキャスト好きが講じて2つのポッドキャストをやっています。 1つは人材ビジネスについて語る「突撃!隣の人材ビジネス」を1年9ヶ月(!) もうひとつはアマチュアゴルファー向けの「イシハタコーの目指せ!イケオジゴルファーズ」を9ヶ月。 それぞれ、楽しく好き勝手やっており、今のところ毎週更新を欠かさず行えています。 ポッドキャストを始めたキッカケ キッカケはある飲み会で、「どうやって情報を仕入れてる?」という話から、ある方が「ポッドキャスト面白いですよ」と話していたのをキッカケに、まずポッドキャストリスナーになったことです。 ・経営中毒 ・コテンラジオ ・ハイパー企業ラジオ ・AI関連のポッドキャスト などを、筋トレや有酸素運動をする時間、車の移動時間などに聴くようになり「こりゃあ面白いな」となりました。 ポッドキャストリスナーになって、いろんなパーソナリティの方の話を聞いていると、ブログやSNSなどでは知ることが出来ない声のトーンや、ポッドキャストならではの会話展開や駆け引き

By 石野幸助
相手が電話に出ない時に送る「電話しました」メールは効果的なのか?

相手が電話に出ない時に送る「電話しました」メールは効果的なのか?

inst石野です。 本日(2022年1月21日)より、1都12県にまん延防止等重点措置、いわゆる「まん防」の適用が開始されました。 コロナウイルスの感染拡大防止が目的ではありますが、やっと客足が戻ってきた飲食店・居酒屋・レストランなどの経営者の方々はやりきれない思いでしょう。 オフィスワークをする我々にはそこまでクリティカルな影響はないような気もしますが、このタイミングでまた在宅勤務の比率が高まり、電話でのコミュニケーションが仕事上発生するインサイドセールスや営業職の方々は、03や045、043などの市外局番から始まる電話番号ではなく相手方の担当者の携帯番号へ電話する機会が増えたのではないかと思います。 相手が電話に出なかったら送る「電話しました」メールは効果的か? 業務オペレーション上、相手が法人・個人に関わらず、「相手が電話に出なかったらメールを送っておく」というのはポピュラーであり、ビジネス上のコミュニケーションをスムーズにするためのセオリーのような位置付けにあることは確かです。 特に在宅勤務が増えているので会社に電話したら、担当者以外の誰かが出て「伝言をお願

By 石野幸助