アフターコロナに関する雑多な考察

アフターコロナに関する雑多な考察

inst石野です。

緊急事態宣言も解除され、徐々に日常を取り戻して来ておりますが皆さんいかがお過ごしでしょうか。

instはもともとリモートワークの会社でしたので、通勤を前提としたワークスタイルの会社よりはいろいろな点で外出自粛の影響を受けずに済みましたが、このCOVID-19の影響で初めてリモートワークをした人、そしてせっかくリモートワークに慣れてきたのに緊急事態宣言解除でまた通勤が始まった人など、様々でしょう。

個別の状況は様々かと思いますが、beforeコロナ/afterコロナと言われる世界観でafterコロナにおけるリモートワークの比率が高まるのは皆さんもご納得いただけることと思います。では、それによって世の中がどう変わるのか?というのを僕の推論を中心に考察してまいりたいと思います。

都心における大規模オフィス不要論は進むが微弱

都心における大規模オフィス不要論はかなり現実味を帯びてくるのではないかと思っています。

僕が生息している世界というのがIT/スタートアップ界隈であったりするので、そう見えているだけなのかもしれませんが、TwitterのTLでは「オフィス解約してコロナ明けも原則リモートにすることにします」といった同世代の経営者Tweetをよく目にしました。

実際にリモートワークの必要性だけでなく、不景気への備えという側面もあるオフィス解約による固定費の削減は今後も進んで行くものと思います。もちろん「うちの会社はリモート無理だな」という会社もあると思いますが、僕の予想では

A:全体の5%→原則フルリモートで大規模オフィスを持たなくなる(従業員数:席数=3:1以下くらい)

B:全体の10%→リモートと出社併用、全員出社したら席が足りないくらいの規模のオフィスに

C:全体の20%→リモートと出社併用、オフィスは現状維持

D:65%→beforeコロナと変わらず原則出社

という感じかなと思います。思ったよりも少ないですよね。IT/スタートアップ界隈に限ればA+B+Cの割合がこの倍位になるような感じかなと思います。6月以降の出社している人の割合などを見ると、日本企業では思ったよりもリモートワークはポピュラーにならないのではないかなと思っています。

原則として日本企業は成果主義ではないですし労働基準法などの雇用・労働に関わる法律が原則オフィスに出社することを前提として整備されているからです。この法律が徐々に変わったりしてくれば更に都心における大規模オフィス不要論が進むと思われますが、今の現状がキープされたとするとでは不動産仲介業や都内のビルオーナーの懐事情を不安にするほどではないと思われます。

働く場所の多様化による不動産価値の変化

とは言え、仮に全労働人口の10%リモートワークをするようになった場合、オフィススペースが10%都心から各地に分散するわけですから、以下が予測されます

・ベッドタウンや地方都市のコワーキングスペース増加

・郊外物件(戸建て>マンション)が売れる

まず、出社する必要性がなくなる人が10%増えたとすると、僕のように30代で子供がいる家庭は都心より家賃や生活費が安く住む地方都市や郊外への引っ越しを検討するのではと思います。

港区に住んでいた人がいきなり佐賀や鳥取に、というのは難しいかもしれませんが、仙台や千葉、さいたまや福岡という教育・医療・娯楽のバランスが取れている地方都市への引っ越しは結構現実的ではないでしょうか。

実際戸建物件の販売戸数や問合せはafterコロナで増えていると聞きます。集合住宅に住んでいるとなかなかベランダでBBQや水浴びが出来ず、戸建てに比べて生活を制限された人が「戸建てっていいな。。。」と感じて戸建て人気が復活しそうな気がします。

また、仕事をする場所が必要になりますので、今までは都心で営業マンやフリーランスが客先訪問の合間に使うのがメインだったコワーキングスペースが地方都市やベッドタウンの駅チカなどに新設される可能性は高いかなと思います。不動産デベロッパーなどはもう先読みして動いているかもしれませんね。

郊外物件では安くなった家賃の分、仕事部屋として生活必需スペース+1部屋多い物件の開発が進みそうです。知人にワーキングスペースとしてのキャンピングカーを保有している経営者がいますが、、、キャンピングカーが売れるようになるかどうかはちょっと僕にはわかりませんw

となると都心のビルやマンションの価格は少し下がりそうな気もします。オフィスの空室率は上がるでしょうし、豪華絢爛な内装や不必要に広い物件のニーズは減少していきそうですよね。

サービスのオンライン化は二極化

コロナの自粛期間中にたくさんのサービスがTV会議ツールの普及に伴いオンライン化をしました。

個人的にすべてを利用したわけではないですがざっとオンライン化との相性を書いてみますと

◆Aランク(これからはオンラインメインでいいでしょ)

・セミナーや展示会
→行く必要がなく、自分の聞きたい部分だけ聞けば良くなる
※リードの名刺獲得→顧客の熱量を上げて一気に受注したいというただし主催者側からするとCくらい

・採用面接・商談
→もともとそうでしたが今後さらに加速が進みそう。
※比較検討されると困るような商材、場の雰囲気でクロージングしないと採用できない会社にはC

◆Bランク(まあたまにはオフラインでもいいけど)

・あまり親しくない人との飲み会
→移動がない、自分のペースでいいというのは最高
※とは言えこの期間中にオンライン飲み会は親しい人としかしませんでしたがw

・出社
→完全に出社0(ゼロ)では寂しいとかもありますが、原則リモートでいいと思っている派
※instの社員はこの前フラっとオフィスに来たCTO以外は半年以上出社してない

・各種レッスン系
→トレーニングは動画でいいものも多く、TV会議との相性も良い。満足度は下がるかもしれないが音楽系もTV会議でいける。料理、サーフィンなどオフラインがベターなものもあるが、フリーランス化/レッスンのオンライン化による人気トレーナーや人気講師の出現は増えてきそう

・アイドル&追っかけの活動
→LIVE配信&投げ銭ツール、ファン用のコミュニティサービスでオンラインでも爆発的に稼げる環境になった印象。オフラインのイベント(撮影会やオフ会、サイン会など)の価値が以前よりも上がる。ただ、アイドル側からするとマメさが必要になるためオフラインメインより人気が出ない人もいそう

◆Cランク(オフラインのほうが良かった)

・学校
→長男の小学校はTVでも取り上げられるくらい先進的なオンライン授業をやっていたが登校が始まってからのほうが明らかに楽しそう
※とは言えクラスの中にはオンライン授業の方がよかったという生徒も一部いるらしい(かなり少ない)
※子供が家にいることはリモートワークの弊害になるので、リモートワークと子供が家にいた事実は切り離して考えたほうが良い

・キャバクラ/デーティングサービス
→ある種アイドル&追っかけ活動と近いので一部相性がいい人もいるが、接近戦でないと力を発揮できない(マメでない、賢くない)人が95%な印象(上位5%はほぼアイドル)
※夜の街クラスタの発生状況を見ても店側も客側もオフラインを求めていたと思う。出会い系も然り。インスタで「オンラインパパ活」って見つけたときは思わず笑ってしまったw

まあこんな感じでしょうかね。各業界の人たちが頭を捻ってサービスのオンライン化のために努力をしていたのは認めますし、その努力は無駄にはならないでしょう。あとはオンライン化して便利だったよね!というのが運営者の都合でオフラインに戻しづらい世の中になったのは事実と思うので、消費者側からするとサービスが多様化したという点はCOVID-19における数少ない好影響の一つではないかなと思います。

さて、1ヶ月ぶりにブログ更新となったわけで、今日はこのくらいにしておきます。

ジム通いが出社前の朝の日課になっていたわけですが、COVID-19の影響でシャワーが10-19時のスタッフが居る時間帯しか使えずということで、

before:娘の小学校送り→ジム→出社

after:娘の小学校送り→出社(ブログ)→ジム

に生活のルーティンを変えようと思っています。これでブログの頻度が上がればよりよいかなと。みなさん暖かく見守ってください。

それでは。

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