転職ことわざを考えてみた
INST石野です。
昨日は某元プロ野球選手について書いた重めのブログでしたので、今日は少しウィットに富んだ転職/人材紹介ことわざなんぞ考えてみました。休み時間などにどうぞ。
JOB打診の上にも3年[元ネタ:石の上にも3年]
ステータスがJOB打診(求人紹介をしており、その後応募承諾も応募辞退の連絡もない状態)の転職希望者には、今更連絡を取っても無駄ですよ、それより新しい転職希望者の方に頑張ってJOB打診して応募承諾取ることが先決ですよ、ということを表したことわざ。転職希望者の方向けにも「3年も応募を熟考したら求人のポジションがクローズになってしまいますよ」、という意味も込めている。
内定辞退も3度まで[元ネタ:仏の顔も3度まで]
いくら優しい人事採用担当の人でも、推薦した人が3人連続で内定辞退したら、その後の取引が危ぶまれますよ、ということを表したことわざ。また、転職希望者の方向けには「3回連続で内定辞退したら、もうその紹介会社は求人紹介してくれなくなるよ」という意味もある。というか内定辞退は3回とかじゃなくて本当はしてもらいたくないですよね。
求職者の耳に現実[元ネタ:馬の耳に念仏]
転職成功をさせるためには、時には厳しい現実を求職者の方にも伝えなくてはいけない。転職コンサルタントも「残念ながら他の候補者と比較検討の上、今回はお見送りとなりました」と伝えるのはツラいのですよ、ということわざ。特に仕事を辞めて短期で語学留学に行き、帰国後に「英語を活かして仕事をしたいんです!」という求職者向けなどによく使われる。やっぱり英語勉強してきても実務で使った経験がないとね。。。
曇天の席空き[元ネタ:晴天の霹靂]
特に大量集客を必要とする転職フェアやセミナー、会社説明会などで使われる。雨の日は晴れの日に比べてドタキャンも多くなってしまうため、日程を決めた後は天気が心配でならない、藁にも、いや、てるてる坊主にもすがる思いで「晴れてくれ!」と願う採用担当や紹介会社の営業担当の気持ちを表したことわざ。
取らぬ内定の皮算用[元ネタ:捕らぬ狸の皮算用]
「第一志望のA社に内定したら、オフィスが恵比寿でしょー♪帰りにおしゃれなバーで飲めるようになっちゃうかも♪キャハ♪」とかいううわっついた気持ちは置いておいて、しっかりと面接でパフォーマンス出しましょうね、という転職希望者向けのことわざ。また、人材紹介会社の営業担当が月末のヨミ会などでマネージャーに詰められるときに使われる。つべこべ言う前にまずは内定取りましょうね。
二卒の魂百まで[元ネタ:三つ子の魂百まで]
第二新卒で転職した人は「最初の就職、失敗だったんだ。この会社でがんばろう!」という気持ちをずっと忘れてはいけないよ、ということわざ。第二新卒(大卒後3年以内)で転職した人は必然的に1社目の経験が短いわけなので、2社目も短期で転職したら3社目の転職は難しいよ、という教訓。
平田とハサミは使いよう[元ネタ:馬鹿とハサミは使いよう]
人材紹介コミュニティを運営している平田さんは、ネトウヨという噂があったり、facebookの投稿に自作自演コメントしたり、見た目が画家みたいで怪しかったりといろいろありますが、業界で顔も広いし、経営相談のってくれたりしますし、やっぱり人材ビジネスのことをよくご存知ですので付き合い方によってはメリットも大きいですよ。見た目で人を判断してはいけませんよ、ということわざ。※掲載にあたり本人の許可は頂いております。また、馬鹿を平田に置換したことに悪意はございません。
百聞は一回の面接にしかず[元ネタ:百聞は一見にしかず]
ネット上の評判や、口コミだけで応募企業を見極めるより、自分の目を信じて一回応募して面接にいって、話を聞いてみたほうが道が開けるよ、ということわざ。珍しく元ネタと同じ意味で使われる。書類推薦数をKPIにしている人材紹介会社では非常によく使われる。
腐っても戦コン[元ネタ:腐っても鯛]
(腐っても、という言い方は良くないですが)戦略コンサルティングファーム出身の人は、いくらキャリアが荒れていても、ハードワークにも慣れているし、地頭も良い方が多いので、書類選考はスムーズに進む可能性が高いですね、ということわざ。やはり日本においては最終学歴と1社目の入社難易度が結構重要なのかもしれないです。
鳴かぬなら、送ってみようSMS[元ネタ:鳴かぬなら鳴かせてみようホトトギス]
転職希望者が電話に出てくれない、メール返信がない、と悩んでいたらSMSを送ってみてはどうでしょうか?ということわざ。特にINSTが開発しているINST SMSは人材業界中心に60社以上の導入実績があり、運用ノウハウも豊富ですよ。あの企業やこの企業も導入。是非一度お問合せ下さい。よく考えたら「鳴かせてみようホトトギス」ってことわざじゃないかもw
ブログ下の問い合わせフォームからもお問合せ可能です。
おあとがよろしいようで。
それでは、皆様よい週末を。
Kosuke